ヤンキーのバカ自慢、オタクの変人自慢
- ヤンキー
- 2025/06/01 Sun 05:06
高校生のころは「TV ネット」という代々木ゼミナールがやっている衛星放送(スカパー!)の授業を見ていた。
だから予備校生になって代ゼミに通うのは自然なことだった。
TV ネットでも代ゼミの授業でも、化学は亀田和久先生の授業を受けていた。
代ゼミは「雑談」として、授業の途中で毎回休憩タイムをする先生がいた。90 分授業で長いし、それでなくても予備校生はモチベーション維持が大変だからだろう。
亀田先生は雑談タイムはなかった。その代わり初回は授業をせずに、話だけをしていた。
亀田先生はバカ自慢をするような風潮を軽蔑していた。つまり「オレはこんなバカなことをした」と人に言うようなことだ。
「昔はワルだった」「きのうは飲みすぎて風呂に入らず寝た」「授業中はいつも寝ていた」のようなことだ。
バカ自慢というと特殊な概念のように聞こえるが、要は開き直りということだ。バカさやだらしなさを公言する。
亀田先生の意見にはすごく納得する。僕はそういうバカ自慢はヤンキー(マイルドヤンキーを含む)がよくやることだと考えている。
ヤンキーの反対語はオタクだと故・勝谷誠彦さんは言っていたが、オタクはたしかにバカ自慢をしない気がする。
オタクは代わりに変人自慢をするんじゃないかな。つまり「やりすぎ」「こだわりすぎ」自慢だ。
僕はオタクだろうけど、「以前は年 200 本映画館で映画を観ていました」とか言うもんなあ。
ヤンキーとオタクは相容れない存在だ。お互いの自慢を理解できないだろう。
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