トラブルで第三者が介入するとき

人に相談をすることについて書いた。

相談は意味がない
https://dokusho.nary.cc/post/2025/2025-04-12f_talking-does-not-help/

人に相談をする意味はないと書いたが、「助けて!」という状況では相談したくなるものだ。

人間関係の悩みについて人に相談する場合、相談相手が問題の人間関係に近い人だとしよう。

そのとき第三者としてその相談相手に介入してもらうべきだろうか。

僕は問題の人間関係において圧倒的な力関係の差がある場合、すなわち力関係が非対称な場合は介入してもらってもいいと思う。例えばハラスメントを受けている場合などだ。

第三者が絡むことでややこしくなる可能性もある。だからとりあえず最初は軽い介入だけを試すのがいい。

そのとき相手を褒めていたと伝えてもらおう。たとえ相談で相手の悪口を言っていたとしても(たいていそうだろうが)、だ。もし悪口を伝えてもらうと、トラブルの相手には「私の知らないところで、悪口を言い合っていたのか」とますます状況を悪化させる。

これは噂話でも同じことだ。いい噂を広げることは効果がある。自分のいい噂が広まっていると分かれば、当人は人のために頑張ろうと思える。逆に悪口が広がれば当人は腐ってしまう。集団に対する恨みを持つだけだ。

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