息子を学童保育に預けた

この春にこども園を卒園した息子は、小学生となる。

小学校が始まるまで日中の世話をしてもらうため、3日間学童保育に預けることにした。

小学校が始まるとしばらくは半日授業なので、そのときも午後から学童保育を利用する。

息子は小学校に行くのか不安らしく、やたらと小学校がどういう場所か聞いてくる。そして学童保育も同様に不安で行きたがらない。

僕的には行きたくなければ行かなくていいと思っている。僕は「やりたくないことは、しなくていい」と考えているからだ。

よく「やりたいことをやろう」と言うが、意外とやりたいことをやるのは簡単だ。問題は<やりたくないことをしないこと>である。やりたくないことをやらないのは結構難しい。それはたいていのやりたくないことは外部(他者)からやって来るものだから。それに対して NO と言うのは、特に日本人なら難しいだろう。

さて、息子が実際に学童保育に通ってみて分かったが、その保育施設は僕的には良くない。まずおやつの時間に好きなアイスクリームを食べられる。1日1個までとはいえ、食べたければ毎日食べられる。しかもガリガリ君のような、特に体に悪いタイプのものだ。3月まで通っていた子ども園はオーガニックで健康的な食事やおやつを提供するところだったのに。

さらにアニメを観ることもできる。息子はそこでドラえもん映画を1本観た日もあるという。保育施設でビデオを見せるなんて、映像メディア中毒を進めるだけだ。それに特定キャラクターを保育施設が推すのは大反対だ。前の子ども園ではもちろんキャラクター系のおもちゃもなかったし、ビデオを見せるなんてこともなかった。

その学童保育は教育機関でありながら、子どもに消費者マインドを植え付けるようなものだ。

それに息子は保育施設の女の子にからかわれたりしたという。なぜか息子は前の保育園でもからかわれたり、暴力を振るわれることがときどきあった。息子は僕と同じで敏感なのかもしれないが、子育てで大事なのは子どもの言うことを最初から 100% 信じることだ。いじめられたら先生にすぐ言えばいいよと教えている。

そもそも僕は学校や大学ですごく楽しかったことがない。嫌なら学校なんか行かなくてもいい。いくらでも別の選択肢はある。

Amazon.co.jp: 僕らはそれに抵抗できない eBook : アダム・オルター, 上原 裕美子: 本
https://amzn.to/4lnCw60

共有 :

関連するかもしれない記事:

[イギリス旅行] 旅行中のお金をどうするか

海外旅行で悩ましいのはお金の管理である。

続きを読む

[読書メモ]『エコノミストの昼ごはん』

p91 劇場は、ポップコーンの販売によって多くの金を稼ぐ。ポップコーンの売り上げは一切、制作会社に支払われることがない。/劇場側のインセンティブは、映画料金を下げ、ポップコーンの価格を上げることである。

続きを読む

[読書メモ][Kindle]『生命保険は「入るほど損」?!』

Location: 399 心が揺れたままでは落ち着かないので、とにかく「手を打ったことにしたい」ため「そもそも正しい手段と考えられるのか?」という問いかけが敬遠されるのではないでしょうか。

続きを読む