[映画]『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』
きのう息子と、ずっと前から約束していたドラえもん映画を観てきた。
『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』公式サイト
https://doraeiga.com/2025/
途中かなり寝てしまった。けど、要点は分かった。
そういえば最近のドラえもん映画としては本作が初めての鑑賞だ。今風なアニメの作り。日本のユーチューバー的ノリでテンションが高く、逆にシラけた。昔の映画の素朴な感じ好きだ。
オープニングの「ドラえもーーん」が本作ではずいぶん控えめな声だった。
キャラクターのプロポーションがリアルな小学生。そのせいかしずかちゃんのパンチラやヌードはなし。今の時代的にもそうするしかないだろう。
ドラえもんの色がずいぶん青緑色。かつてはふつうの青だったのに。
絵本の中に入る点で、『ドラビアンナイト』と同じだ。
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たいていのトラブルはどこでもドアで解決できそう。
ラスボス的なモンスターがかなりこわい。6歳の息子はこわがって目を手で覆っていたぐらいだ。モンスターのビジュアルはモンスター・ハンターの影響があると思う。
単にドラえもんが道具を使って解決するのではなく、知恵で解決していたのは良かった。ドラえもんではなく、最後のび太が頑張っていたのもいい。すっかり忘れていたが、ドラえもん映画は常に「のび太の xyz」というタイトルになっているように、のび太の物語なんだから。それ以外にも本作はストーリーとしてはちゃんと練ってある。子ども騙しじゃない点でよくできている。
「ジャイアンは映画ではいい奴」の法則が今回も当てはまった。
泣かせ演出がうまいので、寝ていた僕でさえ最後は泣いた。
あの女の子が最後はいなくなってしまうが、「なーんちゃって」と復活するのは生ぬるい。きちんと別れを描くほうが感動する。
入場者特典でブックレットをもらった。子ども向け映画なんだから、昔みたいにおもちゃをくれればいいのに。しかしブックレットは、映画に関連するコミックが掲載されていたり、パラパラ漫画やお絵描きがあったり、スマートフォンでフレーム写真が撮れたりしていろいろ遊べるようになっている。
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休日でロビーも観た映画も混んでいた。
プレミアムシートを初めて利用した。左右の席とは高いセパレーターがある。ただ今回は子どもと観たためセパレーターがあると子どもの様子が見えない。大きく乗り出して確認する必要があった。
カップホルダーは小さめ。横に荷物置きスペースがあるが、僕の大きなバックパックだと無理やり押し込む必要があった。
セパレーターの上部は上映時間以外はずっとライトが点灯している。足元は上映中もずっとライトが点灯しているが、足元なので気にならない。
スクリーン8は「粋」と呼ばれる、いい音響らしい。たしかにかなり立体的な音響だった。ただし、ミッドランドスクエア シネマは相変わらず音が大きすぎる。耳だけでなく頭が痛くなるレベルだ。本作は特に子ども向け映画なのに。いつも携帯している耳栓を息子に着けて、僕はティッシュで耳栓を自作して着けていた。
参考:
[映画]『TENET テネット』(11 回目)
https://dokusho.nary.cc/2020/11/17/film-review-tenet-11/
[映画]『パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー』
https://dokusho.nary.cc/post/2023/2023-12-16b_film-review-paw-patrol-mighty-movie/
評価:3/5
鑑賞日:2025-03-20(木)11:20~13:10
映画館:ミッドランドスクエア シネマ
スクリーン:スクリーン8
座席:指定席
料金:2600 円(オンライン予約、MM シネマクラブ会員プレミアムシート)