息子と京都に日帰り旅行 2025

僕が人生で最も楽しいと感じるのは、息子と遠方に旅行するときだ。ちょっとした外出では日常の範囲内であり、満足できないこともある。でも新幹線で行くレベルの遠方の旅行は非日常を、もっとも愛する人と一緒と楽しめるのが至上の喜びなのだ。それは去年息子と二人で広島や関東を旅行して分かったことだ。

4月から息子は小学生になる。小学生になれば平日気軽に遊びに出掛けたりすることが難しくなる。そこできのう急遽、こども園を休ませて二人で京都旅行に行くことにした。未就学児のうちに最後にもう一度一緒に旅行したかったからだ。

宿泊を伴う旅行は難しいので、妻が仕事に行っている日中の間だけさっと行ってくることにした。朝8時半すぎに家を出て、4時半ごろ帰宅する、という制限があったが、名古屋駅と京都駅は新幹線で 35 分の距離であり、その距離だからこそできたことだ。本当は大阪のポケモンカフェにでも行きたかったんだが、さすがに大阪までだとほとんど時間がなくなるので今回は断念した。

新幹線は去年の関東旅行同様、のぞみグリーン車を利用した。今回は改札入場時に念を押したので息子は「EX ご利用票」を取り忘れなかった。

[関東旅行 2024] のぞみ、はやぶさ、やまびこ
https://dokusho.nary.cc/post/2024/2024-11-20_nozomi-hayabusa-yamabiko/

グリーン車にして正解だった。特に自由席はかなり混雑していたようだ。おそらく通常の指定席も混んでいたはず。春休みだしね。


グリーン車のヘッドレストのシートが変わった気がする。


車窓からの景色。山の上に雪が積もっている。「富士山みたいだね」と話たりした。

京都に着いてからまず行ったのは伏見稲荷大社だ。12 年ほど前に母と妹と行ったが、ほとんど覚えていない。息子はあのたくさんの鳥居を見ると楽しんでくれるはずだし行くことにした。

伏見稲荷大社
https://inari.jp/

京都駅からの電車の中からすでに混雑。伏見稲荷大社もかなり混雑していた。12 年前の写真を見るとかなり人が少ないのに。外国人が多い。YouTube などで事前にどういう場所か気軽に分かる時代だから、ぐっと観光客が増えたのかな。




かなり奥まで道があるようだが、息子が飽きてきたし寒かったので1時間だけ滞在した。


いちご飴を買って食べた。東京や名古屋でもよく見かけるし、はやっているのかな。

昼時になったのでくら寿司で昼食。現在ポケモンとのコラボ企画をやっているので行くと決めていた。「タイムズくら寿司二条店」に行った。

古代と未来をつなぐパラドックスポケモンとのタイアップ! サケブシッポや伝説のポケモンなど、くら寿司のオリジナルグッズ&メニュー登場 くら寿司ポケモンキャンペーン ―2025年3月7日(金)から全国のくら寿司で開催―|くら寿司プレスリリース|くら寿司|回転寿司|
https://www.kurasushi.co.jp/author/006287.html

くら寿司のすぐ近くにある BiVi という商業施設には TOHO シネマズ二条がある。この映画館は京都で大学生をしていたころかなり通った。もぎりからスクリーンまでの廊下が京都風にデザインされていてお気に入りだった。なお BiVi は現在改装中で中に入れなかった。


BiVi。

くら寿司は事前にアプリをダウンロードしていたし、アプリで予約をしていた。予約時間より5分ほど早かったが、入口の端末でチェックインをできたし、すぐに席に座れた。12 時に行ったのに、平日だからかすいていた。

ここはテーブルに置いてあるタブレットではなく、自分のスマートフォンアプリからも注文ができる。今回はすべてアプリからの注文をやってみた。くら寿司は5枚注文するごとにガシャポンを回せる。今はその景品がポケモングッズなのだ。アプリでの注文をすると、ガシャポンを回せる回数がさらに増やせるみたいだった。よく分からないが、よりグッズをもらえやすくなるオプション(もちろん金額が上がる)を付けた。グッズをもらうために、お腹いっぱいになった。息子と回転寿司に行くと毎回二人で 5,000 円を超える・・・。




入店から決済まで完全にスタッフとの接触はなかった。東京で行ったスシローと同じスタイルだ。

[関東旅行 2024] 秋葉原でスシローに行った
https://dokusho.nary.cc/post/2024/2024-12-07_sushiro-in-akihabara/

本当はその次に金閣寺に行きたかった。おそらく 20 数年前ぐらいに一度弟と行っただけなので、もう一度行きたかった。でも息子は伏見稲荷大社でも分かったが、お寺系は面白くないみたい。まあ小さい子どもならそうだろう。

そこで僕の母校の大学を少し訪れることにした。たしか十数年前に少し訪れて学食を食べた記憶があるが、それ以降はずっと行けていないので。息子はつまらないかもしれないので、さっと行って写真を撮るだけにした。


大学図書館の改装工事をしていたので、正面玄関ではあまりきれいな感じで写真撮影はできなかった。



図書館は改装中。

それにしてもきれいな大学だ。僕のいたころよりも、新しい校舎も増えている。すごく広い。同時に古い建物もあって京都っぽい。僕は大学事務職員を名古屋でしていたことがあったが、そこは弱小大学で施設もショボかった。母校はレベルもそれなりに高いのでいい人が集まる。やっぱりいい大学で働くべきだったなあ。そして学生時代、もっと大学を活用すべきだった。いい大学なのにもったいない。学生時代は指導教員からハラスメントを受けていたので嫌な思いをしたが、大学自体はすごくいいところなので、そこで学んだり働いたりする人を羨ましく思う。やり直せるならやり直したいぐらいだ。

ちょうど隣りの同志社女子大学で卒業式をやっていたようで、袴姿の女性をチラホラ見た。

卒業式・学位授与式・修了式 :: 同志社女子大学
https://www.dwc.doshisha.ac.jp/current/various_events/commencement

警備員が多くいた気がしたが、これが普通なのかな。それとも卒業式だからだろうか。

天気が良く人もあまりいなかったので、息子は芝生の上で走り回ったり、僕はベンチでごろりと寝て日向ぼっこをしたりした。

その時ふと気付いたが、旅行でこうやってのんびりする時間がとても幸せだということだ。あちこち歩き回るのはそれはそれで面白いが、ゆっくり過ごすのは幸福度の観点からすると良いことのようだ。いつか海外のビーチでのんびり読書するようなことをやってみたい。

京都旅行もタイムリミットが近付いてきた。最後に四条あたりの繁華街をブラブラして、新幹線の時間が近付いたらさっと帰ることにした。

四条でお店をブラブラ見たり、ポケモンのガシャポンをしたり、ポケモンの中古カード販売店でカードを買ったり、いちごスムージーを食べたり、目的なく楽しむことができた。


いちごスムージー。

京都駅では新幹線の待ち合いロビーにあるお店で買い物をした。日本語を教えている外国人用にお土産を買った。それと新幹線の中で食べるおやつも買った。京都ではあまり京都っぽいものを食べられなかったので、そのおやつは京都風にした。


あまり京都っぽいことはできなかったが、すごく楽しかった。息子も「また行きたい」と言っていた。近いしまた行こうか。

伏見稲荷大社だけでなく、基本的に京都はすごく混んでいることを確認した。京都が人気が出ることは、かつて青春を過ごした土地なのでちょっと嬉しい。

いつもの「旅行中は知らない人(できれば外国人)に話し掛ける」ミッションは今回はできず。写真撮影をお願いしようかと思ったんだけど、ちょうどいい感じの人がいなくて。母校でも女子大生とかに声を掛けたかったんだけど。まあまた挑戦しよう。

いつものように旅行では Suunto の腕時計で GPS ログを取った。ただし、伏見稲荷大社あたりでは GPS ログの開始ボタンを押し忘れていた。あのあたりでいろいろ歩いたから見返したかったんだけどなあ。

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