人の目線を気にすること2

人の目線を気にすることについて書いた。

人の目線を気にすること
https://dokusho.nary.cc/post/2025/2025-01-30_they-do-not-care/

人の目線を気にすることは、本人の意識では人に振り回されているんだけど、結局自分で振りまわっているだけだ。

それは頭では分かっているけれど気にしてしまう。そして人の目線を気にすることが僕のあらゆる活動のボトルネックになっている。

上記投稿では訓練を続けることで改善していくだろうと書いた。でも何十年も続いた性質だ。そう簡単には変えられない。いまさら直らないだろう。

だったら活かせばいい。

短所は活かすもの
https://dokusho.nary.cc/post/2023/2023-12-03a_make-your-shortcomings-your-advantages/

少なくとも自分で「人の目線を気にしている」と分かっているのが救いだ。活かす方向へ転換する余地は十分にある。

僕が人の目線を気にするようになった要因でもう一つ思い当たることがある。それは実家が小学校、中学校の真ん前だったことだ。

僕が通った小学校と中学校は横に並んで建っている。僕の実家は僕が小学校に上がる段階で引っ越した。その引っ越し先が小学校、中学校からの真ん前の場所だったのだ。

当時存命だった祖父は畑を持っており、毎日通っていた。場所的に引っ越し後も祖父が畑に通いやすい場所だと父が考えたんだろう。

でもね、特に中学生あたりの多感な時期を、同じ学校の生徒がいつでも覗ける場所に実家があるなんて苦痛じゃないか。実際コソコソ登下校していた。別にコソコソする必要なんてないのに。いつも見られている気がした。ときどき野球部が石を投げて家のガラスを割ることがあった。僕が嫌われているからだと考えるのは自然なことだ。

学校の真ん前に家を建てるなんて親は馬鹿なことをしてくれたものだよ。

『藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん』第8巻 p15 で、のび太くんが遅刻しないようにと家を学校の前に引っ越してと言っている。のび太くんの認識は甘い。僕は誰よりも学校に近い場所に住んでいたが、いつも始業時間ギリギリに行っていた。


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