メルカードを始めた
フリーランスになって不便なことはクレジットカードを自由に作れなくなったことだ。しかしクレジットカードなんて必要最小限あればいい。例えば JCB、VISA、Mastercard といった各ブランドをそれぞれ持っておけばいい。だからクレジットカードが新たに作れなくても問題ない。
でも、メルカリがやっているメルカードという新しいスタイルのクレジットカードがあることを知り、試しに作ってみることにした。メルカードは普通のクレジットカードと違って、審査基準がメルカリの取り引き履歴が関係しているようだ。フリーランスでも作れそう。
メルカードの申請はアプリから行う。それがものすごく簡単だった。
すでにメルカリの取り引きで過去に本人確認が済んでいるので、本人情報を追加で少し入力するだけで申請完了。収入の記入も不要だった。そして数分後にはメルカードが使えるようになったというメールが来た。長くメルカリを使ってたくさん取り引きをしてきたので、すぐ審査が通ったようだ。
物理カードは後日届くようだが、クレジットカード番号はすぐに発行されるのでカードはすぐ使える。カード番号、有効期限、セキュリティーコードはアプリ内で確認できる。
支払いが口座引き落とし以外にチャージ、コンビニ支払い、ATM でできるところが面白い。口座引き落としの登録をしたら、引き落としの日付を自由に設定できたのも新しい。
利用限度額は低めだ。さすがに簡単に作れるからだろう。それと各支払いの利用上限金額を設定できるので、使いすぎや第三者による悪用を防げると思う。
*
5日ほどしてメルカードの物理カードが届いた。普通郵便で届いた。
最初に初期設定が必要となるが、iPhone でタッチしたりして簡単に済んだ。
カードには裏側に名前が書いてあるだけ。カード番号が書かれていないしサイン欄もない。セキュリティーコード(通常クレジットカードの裏側に書かれている3桁の数字)も書かれていない。カード番号やセキュリティーコードはアプリ内で確認する。特に海外での買い物だと安心だ(ただし JCB が使えるお店である必要がある)。お店自体が信用できないこともあるので。
一般のお店、つまりメルカリ以外での買い物では 1% 還元だから楽天カードと変わらない。メルカリでは取り引き実績によって還元率が変わる。僕はカードが届いた時点では 2% だったが、その後の利用実績で少し上がった。
だからメルカリではメルカード、楽天市場では楽天カードを使うと得だが、それ以外の一般のお店ではメルカードでも楽天カードでも変わらない。セキュリティー面がしっかりしているメルカードを一般のお店で使うのがいいかな。まあポイントのようなカード会社の奴隷になる仕組みには固執しないほうがいい。
Amazon.co.jp: カ-ド決済業務のすべて: ペイメントサ-ビスの仕組みとル-ル : 山本 正行: 本
https://amzn.to/47gkJHd