脅しではなく、賢くなるよう促す

体調が悪いときにネットでその症状について検索する人は多いはずだ。

そこでたいていヒットするのが病院の院長先生のブログだ。僕にはそこに書かれていることが脅しのように感じる。「こんなに恐ろしい病気になる可能性があります」と脅している。病院へ来るように誘導するためなんだから。ネットで完結できるようになっていない。

知識を得るために情報を探しに行ったつもりが脅されるはめになる。フェアな情報が見つけるのが難しい。ネットの医学情報は最初から当てにしないほうがいい。それならさっさと病院へ行けばいい。

ネットの医学情報に限らず、教育でも子育てでも何においても、脅してコントロールしようとする人に耳を貸してはいけない。「~したら大変なことになるぞ」と子どもを脅す親は多い。X などの SNS でも脅し系の投稿をして人を操ろうとする人は多いし、そういうものはよくリポストされる。人は恐怖に振り回される。

脅しを受けると IQ が下がる。賢くなるのと逆の行為だ。大事なのは、お互いが賢くなるよう促すことだ。

Amazon.co.jp: SNSマーケティング7つの鉄則 (日本経済新聞出版) eBook : 飯髙悠太, 室谷良平, 鈴木脩平: 本
https://amzn.to/4dmMZtF

関連するかもしれない記事:

[イギリス] Get Well Letter

イギリスに留学していたときに気付くのが、ポストカード屋さんが多くあること。日本だと誕生日、結婚、出産を祝う程度のポストカードしかないが、イギリスだともっといろいろな種類があった。

続きを読む

[パズル] Rotate & Slide Puzzle

クリスマスに近くなってきたので、中1の甥っ子と小4の姪っ子へのプレゼントについて考え始めた。

続きを読む

[読書会]『勉強の哲学』

毎月恒例の読書会に参加してきた。今回の課題本は『勉強の哲学 来たるべきバカのために』(千葉雅也、文藝春秋、2017)。そして、今回は著者の千葉雅也さんをゲストとして招いての読書会だ。

続きを読む