ハロー先生ドットコムで2回目の受けたことを書いた。

ハロー先生ドットコムのレッスンを受けてきた(2回目) · 読書ナリ
https://dokusho.nary.cc/post/2024/2024-03-14_hello-sensei-lesson-2/

そこでも触れたとおり、特に R の発音に苦労したし、結局最後まであまり習得できていない感じで終わった。先生も「YouTube で解説の動画を探してみてはどうでしょう・・・」と言っていた。諦めちゃダメだよ・・・。

そういうわけで、まだ R の熱が冷めていないうちに自分で勉強することにした。やはり YouTube で解説を探すことにした。何でもかんでも YouTube で調べるのは好きじゃないけれど、まあ語学は特にビデオ教材は分かりやすいから仕方がない。

僕はイギリス英語を使えるようになりたいと考えている。だから card や car、shirt、poor などのように、次に母音が来ない R は発音しない。そしてこの R を発音しないところが僕がイギリス英語の好きなところだったりする。

イギリス英語を学ぶうえでトリッキーなのは、イギリスは方言によって発音にバリエーショがあることだ。小さい国のわりに、方言ごとに全く発音が違ったりする。先生や教材はどの方言を使って教えているかを意識しておかないと混乱するので注意だ。

YouTube での検索では「 r sound british pronunciation 」のようなワードで検索をした。

例えば以下の動画などは分かりやすい。

How to pronounce the ‘R’ sound in English: Tips & Practice - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=_WJAJ7Le-yM

How to pronounce ‘R’ in British English - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=zcQ1xcSljQo

R Sound #1 - BRITISH English PRONUNCIATION - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=aN4PtqeKCoE

A Complete Guide to the /R/ Sound in British English - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=5mhduKtrP90

特に一番分かりやすかったのは以下の動画だ。

How to Pronounce ‘R’ in British English and When is ‘R’ Silent in British English - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=gP2_C9H6r5U

舌の位置は上の歯の裏側に付いたピーナッツバターを舌の左右で取ろうとする感じにし、舌の先端だけはどこにも触れない。そして、口の形はセルフィーを撮るときのようなアヒル口にすればいいという。これはイメージがしやすい(解説者が lovely な女性であることもポイントが高い)。

ただしその動画の解説だけは舌の左右が上の歯に触れるようにと解説している。他の動画では舌はどこにも触れてはいけないと言っているのに。前述の方言の関係もあるかもしれないし、ちゃんとした音声学に精通した解説者ではないことが関係しているのかもしれない。やはり YouTube での英語学習には注意したい。

これは悩ましいところだが、やはりこういうときこそテキストでの学習を信じるのが一番だろう。僕が使っているテキストの ‘English Pronunciation in Use’ ではどこにも触れてはいけないと書かれている。大事なのは公式情報である。Cambridge University Press から出ていて言語学的な知識に基づいているからこれに従いたい。

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それと舌の左右が上の歯に触れると同時に、舌の先端だけはどこにも触れない状態は、実際にやるのは難しい。

YouTube をいろいろ見たり、自分で家でいろいろ練習して分かったのは、意外と日本の学校教育で昔から言われている「巻き舌(retroflex sound)」を意識するのがてっとり早いということだ。どこにも触れない舌の形で R の発音をするには巻き舌になる。

それと鏡を見ながら口の形に注意するのも効果が抜群だと分かった。僕の場合、イギリス人の先生から R が W の発音になっていると指摘された。中学生の頃 R の発音はウの口の形にすればいいと習ってその癖が抜けていないのが原因だと思っている。R はウのように口をすぼめると W の発音になってしまう。前述の動画にあったように、やや口を開いたアヒル口を意識する。そして犬がうなるように(でも「ウ」の口にならないように気を付けて)R を発音しよう。

自分の発音で合っているかを、また次回の英会話レッスンで先生に確認してもらおう。