1日1本映画始めました

最近のブログを見れば分かるとおり、映画をたくさん観ている。

それは2か月前から1日1本映画を観ることにしたからだ。

僕は特に子どもが生まれてからは自分の時間ができなくなることに悩まされていた。家庭内の構成要員が増えることであらゆる変数が増え、自分がコントロールできる時間が極端に少なくなる。行動がすごく制約されている。

忙しい、時間が足りない、という感覚はメンタルに良くない。

僕は人一番やりたいことが多い。いかに自分の時間を作り出すかは、僕のアイデンティティに関わる問題である。

あらゆるタイムマネージメントを試したが、時間がない焦りはたいして変わらなかった。

そこでふと閃いたのが1日1本映画を観ることである。

1日2時間作り出すには相当な改革が必要となる。何かのブレークスルーのきっかけになるかもしれない。

根拠はないけどそう思ってしばらく実践してきた。

朝家族が出掛けて家事が一区切りついたら映画を観る。映画を観終えたらブログ用の感想を書いて、それでやっと自分のプロジェクトを始める。自分のプロジェクトの開始は 12 時ごろになることが多い。

普通の日はそれでいいが、外出したりする日は大変だ。忙しくなる。一日外出する日は前の日にあらかじめ映画を大部分観るようにして当日の負担を減らすようにしている。

今のところ1日もサボったことがない。

こういうスケジュールでやっていると自然と無駄なことをしなくなる。時間がないと言う人は、たいてい無駄なことをたくさんしてるんだよ。

そして不思議と時間が足りないという感覚が減ってきたのだ。1日2時間近く映画に余分に使っているのに、である。

おそらく、映画を一日のはじめに観ることで、一日の始めに達成感が得られるからだとおもう。映画のあとでやることはすべてボーナスだと考えれば、あとでやることやればやるほど頑張った感がある。モリモリ活動できるようになる。実際にはかどっている気がする。

よく「朝一にメールチェックをしてはいけない」と言われる理由が分かった。メールというのは「あちら側」からどんどん来るものである。終わったと思っても終わっていない。無限の仕事であり達成感がない。

僕の個人プロジェクトもたいていは時間がかかることなので達成感をサクッと得るのは難しい。ましてや毎日毎日無限に発生する家事はなおさらである。

だからこそ映画を強制的に毎日観ることで達成感を作り出している。

最初は映画ではなく読書にしようかとも考えた。でも読書は本によっては読み切るのに何時間も掛かるので達成感がない。それに映画以上に主体性が必要なのでやる気がない日は苦痛になる。自動的にに進行し、2時間でサクッと終わる映画がいい。

この企画のおかげで、ずっと放置していた「観ようと思っていた映画」をどんどん消化できている。10 年前に買ったままの DVD を観たりした。最近は日本映画に関しては自宅のストックがなくなったので、Amazon Prime Video から適当に観ている。

僕は基本的に日本映画が嫌いだけど、あえて海外映画と日本映画を交互に観ている。アティチュードを変えるためである。そのおかげか、以前ならダメ映画を観るとイライラしていたが、最近は寛容に観れるようになった。

またお金が掛からないよう、基本的に自宅で観ている。でもたくさん映画を観ていると、勢いが付いて結局映画館もよく行くようになった。

大事なのは、このライフハックを自分で発見したことである。そもそも時間がない人が映画を毎日観るなんて「おかしい」よね。その「おかしい」とおもうことが盲点だった。

自宅の海外映画のストックがたくさんあるので、とりあえずそれを消化し切るまで1日1映画を続けて観るつもりだ。

死ぬまでに観たい映画1001本 第五版 | スティーブン・ジェイ・シュナイダー |本 | 通販 | Amazon
https://amzn.to/46U81w2

関連するかもしれない記事:

ルービックキューブで背面を揃える

ルービックキューブで Roux Method を始めたと書いた。

続きを読む

[子育て] ポップコーンケーキを作った

『スウェーデンの保育園に待機児童はいない』にポップコーンケーキについて触れられていた。

続きを読む

ゲームセンターにときどき行く

学生時代はよくゲームセンターに行っていた。専らクレーンゲームをしていた。昔からぬいぐるみが好きなので、それをゲットするためだ。

続きを読む