精神科の認知行動療法などで患者側であっても治療者側であっても「認知の歪みを直さねばならない」という態度をしていると、うまくいかない。

認知行動療法の問題点は患者側の治りたいというやる気がないとうまくいかないことが多いため、「自分の認知が歪んでいるんだ」「悪いのは自分だ」という自尊心を下げた状態は避けるべきである。

欠点というのは活かすものである。

自分または他人が、当人の欠点を矯正しようとするとますます欠点の悪い面が強化される。周りとの人間関係がこじれる。

欠点なんか放っておけばいい。むしろ自分の長所をどんどん伸ばせばいい。

自分の長所を伸ばし、自尊心が高まって余裕が出てきたときに初めて欠点について考えればいい。

欠点は、自分でそれが欠点であると認識した上で活かす方法がないかと考えるとうまくいくし、活かそうとおもえば逆にそれがその人の強みになる。普通の人が欠点だと思っていることを強みに変えるんだから、それはクリエイティブな活かし方になる。とても魅力的な人になれるチャンスである。

参考:
偏見がオリジナリティを生む - 読書ナリ
https://dokushonary.com/2021/02/03/what-makes-you-unique/

[読書メモ]『子どもの心の育てかた』 - 読書ナリ
https://dokushonary.com/2019/01/24/reading-notes-kodomono-kokorosno-sodatekata/

思春期・青年期用 長所活用型指導で子どもが変わる Part5: KABC-IIを活用した社会生活の支援 | 恵子, 熊谷, 崇, 熊上, 玄, 小林, 和弘, 藤田 |本 | 通販 | Amazon
https://amzn.to/3R7zVyr