7回目を観てきた。日曜日は混むので嫌だったけど、週明けは台風で外出できなさそうだったので行ってきた。

新しいメンバーを受け入れるという「橋渡し」をしているところもシリーズ最後としてふさわしい。

変だぞと思うことが多いけど、細かいリアリティーは考えなくていい。物語を進行させるために必要なことなんだから。

ノリノリの音楽だから踊りたくなる。最近サントラを入手したが、ある意味失敗だった。家で聴いていると映画のことばかり考えてしまって他のことに集中できなくなるので。

最近はライムスター宇多丸さんの映画評は飽きてきたので聴いていなかったが、本作は好きな映画なので聴いてみた。

宇多丸『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』を語る!【映画評書き起こし 2023. 8.4放送】 | トピックス | TBSラジオ FM90.5 + AM954~何かが始まる音がする~
https://www.tbsradio.jp/articles/73210/

宇多丸さんの話を聴いて気付いた。たしかに生身の人間がする最高峰のアクションとしては本作が最後になるかもしれない。これを映画館で観ないのはありえない。現在は AI などで簡単に人間の映像が生成できるようになった。今後は映画製作もコスト的な面で俳優を使わなくなるのは明らかだ。アクション映画のような危険な撮影ではますますそう。トム・クルーズは『トップガン マーヴェリック』に引き続き、人類最後の挑戦をしているところが偉大だ。

字幕翻訳の勉強をした僕はその舞台裏を知っているので、基本的に字幕の “誤訳” には寛容なほうだ。あえて誤訳することは文字数制限のある字幕ではよくあることだ。

たとえばオリエント急行の上でイーサンが “On your knees.” と言われるシーンがある。ほんらいは「ひざまずけ」という意味だが、字幕では「立ち上がれ」となっていた。でもそれは、直後のシーンでイーサンが立っていたから、あえて「立ち上がれ」としたものと考えられる。「ひざまずけ」と言われたのに立ち上がることでイーサンの反抗心を示しているんだろうが、映像と一致させて分かりやすくして「立ち上がれ」と意図的な誤訳にしているんだろう。

the entity を「それ」と訳していることも、字幕の文字数制約では仕方のないことだとおもう。

そうは言っても・・・、やっぱり英語がある程度分かる人には気になる字幕がちょくちょくあるんだよなあ。もっといい訳があるのにとおもってしまう。

鑑賞特典としてシールをもらえた。もう特典は終わったとおもっていたので驚いた。

今回はスクリーン6。通常スクリーンでの鑑賞となった。以前のレビューでスクリーン5が TOHO シネマズ赤池でスクリーンサイズが最大と書いたけど、よく見るとスクリーン6が一番大きかった。

TOHOシネマズ 赤池:施設紹介 || TOHOシネマズ
https://www.tohotheater.jp/theater/079/institution.html

TOHO シネマズは邦画の CMが多い気がする。本編が海外の字幕映画なら、それに合わせた CM を流さないと逆効果だ。イライラしてしまう。

今回はお酒を飲みながら鑑賞した。僕は酒を飲むと目が覚めるタイプなので、今回はまったくウトウトしなかった。ただ、お酒を飲んだことで大変なことになった。これについてはまたブログに書く予定だ。

お盆中の日曜日だからか混んでいた。前から3列目で鑑賞。「一番うしろの端」が定位置だった僕が、最近は前のほうで観るようになった。後ろだと寝てしまうんだよ。そして前から3列目で見えにくいということはなかった。

評価:5/5

鑑賞日:2023-8-13(日)10:00~13:00
映画館:TOHO シネマズ赤池
スクリーン:スクリーン6
座席:指定席
料金:2000円(オンライン予約)
字幕版(字幕:戸田奈津子)

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