3歳の息子は今の保育園に通い始めて8ヶ月経つ。シュタイナー教育という初めて聞くような教育法を採用している保育園で最初は心配していたが、結構いいところだと思っている。

前の保育園は確かに「子どもが好きです!」という感じで若くてチャーミングな保育士さんが多かったが、どうも単に子どもが好きだというだけで、本当にちゃんと考えで保育をしているのかという不安があった。

でも今の保育園は園長先生を筆頭にしっかりした思想を持っていて安心できる。育児について先生と話をしたいと思えるような人たちがやっている印象がある。

僕は頭のいい人、優秀な人と仲良くしたいので嬉しいことだ。

一方、不満点もなくはない。入園前説明会等で十分保育園について知る機会があったのに、英語を保育の一環でやっているとはその時は話されなかった。英語をするな、と言っているのではない。ちゃんと事前に説明がなかったことがおかしいと思うのだ。

それとシュタイナー教育故にキリスト教っぽさも保育園の雰囲気に取り入れられている。ホームページにもマリア像の写真が載っていたりする。でもキリスト教についての説明も事前になかった。

あとから「実は・・・」と明らかになるのは騙されている感じがある。もちろん騙すつもりはないだろうけれど、最初に説明をきちんとしてもらわないと、子どもが大事な時間を過ごす場所なので安心できない。

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