学生の頃から 10 年以上、映画館通いは僕のアイデンティティーの一つであったが、パンデミック下で映画館はずっと避けてきた。でも思い切って行ってみた。2020 年 11 月の『TENET』以来なので、約1年9ヶ月ぶりだ。

最近は混んでいる日は避けるので日曜日に外出、ましてや映画館のような娯楽施設に行くのは僕的には NG なんだが、家族が一日外出するのが日曜日。自分の時間がたっぷりあってスケジュールをコントロールしやすいのが日曜なのだ。きのうの日曜日に行ってきた。

久しぶりに観る映画はどうしても大作になる。外したくないからだ。守りになってしまう。『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』を観てきた。通常はシリーズもの映画は過去作を復習してから行くんだが、今回は急に映画館に行くことに決めたので、あとで過去作を観よう。

映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』公式サイト
https://www.jurassicworld.jp/

あまり評判が良くないようだけど、僕的には結構面白かった。ハラハラした。息を止めちゃうぐらい。アトラクション映画だ。

アジア人や黒人が多用されていた。最近の時代の流れだろうか。

どこかで見たようなワンパターンの展開が山盛りで、要するにベタな展開ばかり。でも面白い。

過去作はほとんど覚えていないが、過去作をあえて真似ているシーンも思い出した。

明らかにアップルのティム・クック似の巨大企業のトップが出てきた。

恐竜から逃げて大慌てなのに、一部の人がのんびりしていたりするギャップが楽しい。帽子を落として拾おうとして、”Forget the hat!”(帽子はいいでしょ!)と言われていたり、無線での通信でうまく伝えられないときに、”Be specific.”(明確に伝えてよ!)と怒られていたり、ニヤニヤ笑ってしまうシーンがたくさんあった。

4桁のパスコードを当てようとするとき、”one thousand possibilities”(1000 通り)と言っていたが、10^4 だから 10000 通りである。それも笑えた。

過去作もますます観たくなった。早いところ復習鑑賞をしよう。過去作を観て意味が分かるシーンがたくさんあったはず。

冒頭で俳優の声が聞こえず口パクになっていたところにも字幕が付いていた。これは聞こえないんだから、ほんらい字幕は不要である。一方吹き替えの場合は、原音が聞こえないので口パクであっても日本語吹き替えをあてるようになっている。

映画中にしゃべる中年夫婦が近くにいて閉口した。まったく、“閉口” してほしい。

ロビーがすごく混んでいた。夏休みだからか 10 代ぐらいの若者が多かった。本作もそれなりに席が埋まっていた。

いつもは映画館のメモは野帳に書いていた。表紙が固く、コンパクトで書きやすいから映画館の暗闇でもメモしやすい。でも今回は4つ折りにした A4 用紙を束ねてクリップで留めたものにメモをした。使用したページを毎回捨てていけるので潔癖の僕にはいいと思ったからだ。実際に試してみてなんとかメモできた。今後もこれで行こう。

また映画館に行かないこの2年の間で僕は帽子っ子になった。帽子をかぶったまま映画を観てみた。特に問題はなかった。

109シネマズ四日市に行った。109シネマズ四日市は3年ぶりだ。映画館が入っているモールは、いつの間にかいろいろお店が入れ替わったりして変わっていた。

評価:5/5

鑑賞日:2022-8-7(日)11:55~14:35
映画館:109シネマズ四日市
スクリーン:シアター3
座席:指定席
料金:1800円(オンライン予約)
字幕版(字幕:戸田奈津子)