自宅療養 Day 6

夜よく汗をかくので敷布団に掛ける防水シートを買ったが、数日使って分かった。熱がこもるようで、逆にますます暑くなる。防水シートは使うのをやめようか。汗をかいたらシーツを洗って敷布団は干せばいいだけのことだ。そしてヒンヤリする敷布団パッドを持っているので、それを使って乗り切ろう。

ずいぶん体調が回復してきたが、きのうは遺書を書き終えた。使うことはないだろう。ワイフと息子あてで書いたが、遺書はほとんど意味がないと気付いた。着飾ったことばかり書くことになるので、バカバカしく感じてきた。とりあえず、封をして自室本棚の一番上あたりに置いておいた。

僕の妹は最近第2子が生まれた。僕は COVID の時代に入っていたら、子どもを作ろうだなんて思わなかったかもしれない。妹は福島に住んでいるが、広島に住む母が妹の家族に会いに行くそうだ。特に絶対に行かなければいけない理由などないのに。

パンデミックはまだまだ続いているのに旅行なんてするのは馬鹿げている。今回僕は COVID になってますます命を大切にしようと思ったが、その矢先に母の旅行のことを聞いて開いた口が塞がらなかった。行くなと言ったが無駄だった。ヤレヤレ。

広島に住む両親には COVID に感染したことは言っていない。ゴチャゴチャ騒がれると面倒だからだ。特に父はよく騒ぐような人なので。

さて、無事に回復したとしても、後遺症の心配がある。脳に異常が出たりしたらたまったものではない。頭を使うことが僕の仕事では欠かせないのに。今後も個人でできる感染症対策を徹底した生活をしていきたい。

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