我が家の家事は、料理と料理のための買い物はワイフが行い、それ以外の掃除や皿洗い、洗濯等は私がやっている。結婚した時点からこのスタイルなので、もう6年になる。

普通の人は家事なんてどんどんいい加減になっていくだろう。でも、私の家事はあれこれ改良を加え、どんどん厳格化、洗練させている。抜けがなくなり、より完璧になっている。平凡な言い方をすれば、「改善を続けている」わけだ。

それは少しでもより良くしようといつも考えているからだ。

これは我ながら素晴らしい心掛けだと思っている。

家事は毎日することだ。ルーティンワークというのは慣れる。それなりに負担でも、だんだん楽になってくる。

とはいっても、大変と言えば大変だ。一日の結構な時間を家事に使う。家事以外の、自分のやりたい仕事もなかなか進まない。今年はまだ1冊も本を書いていないし。

それと最近はストレスで鬱っぽい状態になることがある。あまり無理はしないほうがいいんじゃないか。

そういうわけで、あえて家事では適度にいい加減な部分を混ぜているようにすることにした。ちょっと楽をしたり、先延ばしできることは先延ばしする。

それでなくてもいつも「ちゃんと」しているんだから、自分を少しは甘やかしてあげよう。