現在息子が通っている保育園は2歳児までなので、来年度は新しい保育施設に移る必要がある。

現在保育園に通っている人は「連携施設」というものが割り当てられており、そこに優先的に申し込める。これは今年夏期に申請したが、どこも落ちた。なので一般枠での申請を再度やる必要がある。その申請の締め切りが 12 月だ。

通常は区役所に申請書を提出する。しかし、「オンライン利用申込み」というオンラインで申請できるサービスがあることを知った。これなら対面ではないので COVID-19 のリスクがないし、新しもの好きの私としてはオンラインで申請してみることにした。

名古屋市:保育所等のオンライン利用申込み(暮らしの情報)
https://www.city.nagoya.jp/kodomoseishonen/page/0000143883.html

やってみて分かった。すごーーーーーく使いづらい。

区ごとに申請ページが分かれているので、最初の選択する段階でごちゃごちゃしている。日本語が分かりにくい。ダサくて見にくいインターフェース。日付が直接入力できず、カレンダーのピッカーを何度もクリックする必要がある。半角と全角のどちらで入力すればいいのかよく分からない__などなど。

毎回役所のオンライン・システムを使って思うのは、「どこのバカが作ったんだ」という感じの使いにくいシステムであること。分かりにくい文章およびインターフェースを理解しながら進めるには苦労した。まして IQ の低いそこらへんの親や、外国人には絶対理解できないはず。まあ、オンラインでなくても紙の書類であっても相当分かりにくいんだけど。

さて、オンライン申請を利用するには3つの方法がある。

(1)Google か LINE でログインする
(2)Gaffer というサービスに会員登録してログインする
(3)メールアドレスを登録する。

最後のメールアドレスの登録では入力内容の保存ができないが、私はアカウントを紐付けたりよく分からないサービスに会員登録するのが嫌なので、メールアドレスで登録する方法にした。

メールアドレスを入力して送信すると、入力開始用の URL が書かれたメールが届くのでそれをクリックする。特にパスワードを設定したりはしない。単にメールアドレスを登録するだけだ。

画面に従って申請内容を入力していく。

途中、状況確認票(子どもの健康状態やきょうだいの有無などを記入する書類)、親の就労証明書等を添付する必要がある。私は PDF 化したものを添付したが、カメラで撮影した写真でもいいみたいだ。でも特に状況確認票なんてのは、添付させなくても入力フォームで入力させればいいと思う。書類の添付はパソコン操作に弱い人にはハードルが高いはずだし。

最後の確認画面で内容を確認したら送信。これで完了だ。内容確認用のページが発行されるので、入力内容をいつでも確認できる(同時に登録メールアドレスにもその URL が記載されて届く)。ただし、内容修正は区役所まで出向かねばならない。内容の修正ごときの機能も付けられない時点でダメダメだ。

先程メールアドレスで申請する場合は入力内容を保存できないと書いた。ワイフの就労証明書や私の内職証明書は連携施設の申請の時のものを流用すればいいやと思って申請を進めたが、最新のものが必要だと途中で気付いた。それに就労証明書については連携施設申請のときとガラリと様式が変わっている。ワイフが職場で就労証明書を発行してもらうのに数日かかり、その間ブラウザのページをそのまま開いたままにしておいたが、やはりエラーが出て結局最初から入力をやり直すことになった。

就労証明書は「現況届用【A様式】」と「教育・保育給付認定兼保育利用申込用【B様式】」の2種類がある。名称だけを見るとどちらの様式を使えばいいのか分からないが、たぶん B 様式のほうだろうと思い、それを使った。

また、「教育・保育給付認定保護者」という言い方も分かりにくい。当然のようにこのワードが使われている。用語集ぐらい作ってほしい。

ものすごく使いにくかったが、とりあえず申請が終わったので一安心だ。あとは2月(遅い!)の結果通知を待つだけだ。