昨日は毎月の、保育園によるオンライン子育て学講座だった。

今回は夏休みスペシャルということで、いつもの1時間半ではなく2時間だった。

また、Zoom を使ってはいたが、参加者の顔が見えないスタイルの、レクチャー形式だった。だから、保育園に通っていない一般の人も視聴できた(Peatix 経由で参加申し込みをする必要があった。無料)。

前半は、保育園を運営するグループの代表による講座、後半は4人での対談形式だ。

レクシャー形式だと分かっていたが、念のため自分が写ってもいいように準備をしておいた。毎回のごとく、凝った Zoom 背景を表示できるようにもしていた。しかし、結局その必要はなく、あくまで一方通行の講座だった。

だから、録画だけして他の作業をしていた。録画をあとで2倍速で聞けばいいからだ。

参考:
iPad の Jump Desktop を使った Mac の画面録画 – 読書ナリ
https://dokusho.nary.cc/2021/07/12/screen-recording-with-jump-desktop-in-ipad/

2時間も録画すると、さすがに iPad のバッテリーがほとんどなくなった。十分に充電しておくことは大事だ。

実は録画する必要もなかった。アーカイブが参加者限定に公開されることは分かっていたからだ。でも、ちゃんと公開されるかどうか分からないので、自分でも録画しておいた。私は念には念を入れておくタイプである。

結局自分が録画したビデオではなく、アーカイブとして公開された動画で視聴した。アーカイブは意外とすぐに、3、4時間後ほどで公開された。特に編集が不要だったからだろう。

さて、内容としては__イマイチかな__。内容だけでなく、講座のスタイルとしてもイマイチだった。

保育園に通わせるのは、家庭と園とのパーソナルなコミュニケーションが中心となる。こういう、誰を対象としたものか分からない、一般向けのレクチャーは「他人事感」「置いてけぼり感」がある。YouTube で一般公開すればいいじゃないかと思ってしまう。チェーン展開している全国の保育園の家族(およびその他一般の人)に向けて行われた講座だから仕方ないと言えば仕方ない。だけど、やはりいつものように参加者の顔が見え、講師と参加者と会話しながら進める形式が合っている。

講師役の人も、あまり専門家っぽい感じもしない。本当に子育ての専門家なんだろうか。特に後半の “対談” は、どうも素人の子育て体験談を聞いているだけなような気がして、たいして参考にならない。言葉遣いが悪い人がいたりして、ヤンママ(古い?)の話を聞かされているようでイライラしてしまった。

世間話を聞きたいのではない。専門家の知識を共有してほしい。子育ての世間話なら保育園の先生相手や、子育て仲間とでもするんだから。これなら専門家の書いた本を読んだほうがよほど有益だ。

参加者はいちおうテキストチャットでの質問やコメントを送れた。でも、頭が悪そうなコメントも多くて、そこを真剣に読むのはやめた。

まあ、COVID-19 でこういう動画公開がはやっているし、見様見真似でやってみただけだろうから、そこまでクオリティを期待しても仕方ない。