毎月恒例の、保育園主催の子育て学講座に参加した。Zoom ミーティングによるものだ。

先月のレビューはこちら。

[子育て][保育園] Zoom 子育て学講座に参加した【2021 年6月】 – 読書ナリ
https://dokusho.nary.cc/2021/06/19/zoom-meething-with-childcare-centre-202105/

先月からの課題は安定した画面録画の方法を見つけることだった。Zoom を使っている Mac だと録画が不安定なので、ビデオキャプチャーボックスを使ってみたりしたが画質が良くなかったり、使いにくかったりした。

Mac の画面を HDMI ビデオキャプチャーで録画する – 読書ナリ
https://dokusho.nary.cc/2021/06/27/screenrecord-mac-with-an-hdmi-video-caputure-device/

最終的な結論としては、iPad の Jump Desktop を使い、iPad 上に Mac を遠隔で表示、それを録画するという手法がいいと分かった。

iPad の Jump Desktop を使った Mac の画面録画 – 読書ナリ
https://dokusho.nary.cc/2021/07/12/screen-recording-with-jump-desktop-in-ipad/

今回はその録画方法の実践し、結果的にうまくいった。

あらかじめ iPad の Jump Desktop アプリで Mac に接続、録画を開始しておき、Mac で普通に Zoom ミーティングを行なう。

Jump Desktop は Mac の音声、すなわち Zoom で相手が話している声は一緒に録画できる。

しかし、自分の声はどうすればいいか。私は Zoom H5 というオーディオレコーダーで録音した。

[Mac][iPad] Zoom を録画する2 – 読書ナリ
https://dokusho.nary.cc/2021/03/12/recording-zoom-conference-2/

Zoom H5 はマルチトラックでの録音ができるので、自分の音声だけでなく Mac の相手の音声も録画した。こうすることで、iPad の Jump Desktop とは別に相手の声を録音するバックアップ録音もできるわけだ。

まとめると以下のようになる。

・Mac で Zoom ミーティング。
・Mac の Zoom での相手の声はヘッドフォンで聴く。自分の声はウェブカメラのマイクで拾う。
・iPad の Jump Desktop アプリで Mac に接続。その様子を iPad 標準機能で録画する(相手の声も一緒に録画される。Mac の横に iPad を置くなら、iPad はミュートにしておく)。
・オーディオレコーダー(Zoom H5)で自分の声を録音する。同時に、Mac のヘッドフォンの音声を分離し、相手の声も録音する。Zoom H5 はマルチトラックの録画ができるため。
・最終的に Adobe Premiere Pro を使って、録画ファイルと自分の音声の録音データを統合する。

やや手間が掛かるが、私が考えたベストな方法である。本当は Mac の録画が安定すれば一番楽なんだけど。

Zoom のバーチャル背景で新しい試みをするようなことは今回はしなかった。部屋風のイラスト上に掛け時計(実際に動く)を表示したり、窓の外にロンドンの動画(目障りでないもの)が流れたりするような、前回と同様のバーチャル背景を使った。

以上が技術的なことである。

講座の方は、まあたいして面白いわけではないので、適当に他の作業をしながら聴いていた。ただ、たまに当てられるから(今回も指名された)、適度にちゃんと聴いておく必要がある。内容が昭和なんだよなあ。もうちょっと内容を充実してくれたらいいんだけど。