気が付けば「時間が足りない」感覚が軽減している。

あらゆる行動をストップウォッチで計測する、タイム・トラッキングをしばらく続けたおかげかもしれない。タイム・トラッキングは時間計測という作業をすることを通じて、目の前のことに集中できる。行動内容と時間をノートに記録するので、「今、自分は何をしているんだろう」と毎回考えることになるからだ。

もう一つ、iPad から時間を奪うアプリを消したことも時間感覚に余裕をもたらしているとおもう。今まで無駄に見ていた Twitter や eBay、Pinterest 等を、iPad ではなく Mac で見るようにした。Mac で見るとダラダラ見たりしなくなる。最低限のアクセスだけとなった。これは、無駄なことをしないためのテクニックだが、結果的にタイム・トラッキング同様、目の前のことに集中することになっている。

次にしようとおもっているのが To Do リストを厳選することだ。

私はやりたいことがたくさんある、ある意味では幸せなことであり、別の意味では悲しい状況にある。さまざまなことをやろうとワクワクする一方で、そのすべてを実行する時間を確保できないモヤモヤが溜まっているからだ。

ではどうすればいいか。やりたいことリストを厳選するのだ。私にとってのやりたいことリスト、すなわち To Do リストは Bullet Journal に書いているリストである。Bullet Journal では、日ごと、月ごと、テーマごとにやることリストを書いている。そのリストがどんどん増えていく。

でも、よくよく考えると「とりあえず」でリストに記入している項目も多い。そういうものは思い切ってリストから外そう。

もし、重要度が低いにも関わらず、どうしても削れない項目があるなら情報カード等に転記して別の場所に移動させよう。よく参照する Bullet Journal のリストはできるだけシンプルにするのだ。

結局「時間が足りない」感覚を改善する方法は、目の前のこと、やるべきことに集中することのようだ。