読めない漢字に出くわすことはよくある。パソコンに表示された漢字ならコピーして、ググるなりして読みを調べることはできる。

問題は書籍や印刷物等に書かれた文字だ。コピペができない。

そういうときに便利な iOS アプリ(無料)を紹介する。私は iPad を使っているが、iPhone でも動くアプリだ。

一つは「常用漢字筆順辞典」アプリだ。

‎「常用漢字筆順辞典【広告付き】」をApp Storeで
https://apps.apple.com/jp/app/id453410542

これは画面に指で文字を書くことで漢字を検索できる。よほど汚く書かない限り、ちゃんと認識してくれる。漢和辞典のように細かい漢字の説明を読むこともできる。

しかし最近よく使うのは「一太郎 Pad」アプリである。

一太郎とスマホの新しい連携スタイル「一太郎Pad」 | 一太郎2021 | ジャストシステム
https://www.justsystems.com/jp/products/ichitaropad/

これはテキストを写真で撮影する、もしくはカメラロールに保存された写真を選択することで、文字起こしをしてくれるアプリだ。

このアプリは驚くほど文字起こしの精度が高いのだ。

横書きだけでなく縦書きにも対応している。

これで読めない漢字をテキスト化できるので、ググるなりして読みを調べればいい。

時々ブログに投稿している書籍からの引用は、実はこのアプリを使って文字起こしをしている。パソコン作業が多い日常なのでできるだけ手を駆使したくない。アプリで簡単に文字起こしをするわけだ。書籍の大量のテキストだって一瞬で文字起こしできる。多少の文字起こしミスを修正すれば、書籍からの転記が完了する。

ブログへ投稿するには文字起こししたテキストを Mac へ転送する必要があるが、「ユニバーサルクリップボード」機能を使えばクリップボードを共有できるのでテキストの転送は簡単だ。

ユニバーサルクリップボードを使って Apple デバイス間でコピーアンドペーストする – Apple サポート
https://support.apple.com/ja-jp/HT209460