私は常に大小のタスクやプロジェクトを抱えている。

結婚したり子どもができたりしてからは、自分の時間を確保するのが難しくなった。COVID-19 対策でワイフの出勤日が減り、彼女が自宅にいることが増えたのも自分の時間を作りづらい要因である。

私は自分のタスクやプロジェクトには集中したいタイプの人間だ。ダラダラと進めるのではなく、集中してパッと終わらせたい。

タスク/プロジェクトによっては細切れにできるものとできないものがあると気付いた。

私にとって読書は細切れにしやすい。ちょこっとした時間にちょこっとだけ本を読むのは苦にならない。本当は本は一気に読むのがいいんだろうけど、意外とちょこちょこ読んでいても全体的に頭の中で統合することはできる。もちろん、一気に読んだ時よりは理解度は落ちているだろうけれど。

細切れ時間にできないのは、例えばプログラミングだ。アプリは全体像を意識しつつ、個々のパーツを組み上げていく。途中でストップしたらすぐ分からなくなってしまう。FileMaker でアプリを作ることはよくあるが、やるならガーッと一気に作り上げたい。

他にも映画、テレビドラマなどの映像鑑賞も、細切れにしたくない。毎日3分ずつドラマを観たって面白くないでしょ。映像作品は流れが大事だ。途中で止めたくない。だから否応なしに最後まで見せさせられる映画館を私は好きなのだ。とはいっても、特に子どもと一緒にアニメを観たりしていると、興味を示さない作品では子どもが暴れ始めるから中断せざるを得ない。

ワイフも厄介な存在だ。彼女が家にいるとどうも仕事に集中できないだよなあ。特に話し掛けられたりしなくても、いるだけで邪魔されている感がある。やはり一人の時が一番集中できる。これはワイフには内緒である。

ワイフに対してイライラしないためにも、ワイフがいる時は細切れにしても良い作業をするようにしている。