朝4時起きを始めてから4ヶ月になる。朝早く起きると1日が長くなった気がする。私は最も価値ある資産は時間だと考えているので、良いことである。

毎朝する「モーニング・ルーティーン」のようなものが固まってきたので紹介しよう。

まず、起きたらパソコンや iPad を見たりせず、すぐにシャワーを浴びる。大学生になって一人暮らしを始めてから、サラリーマン時代もずっと朝一番にシャワーを浴びていたが、結婚をして他人と暮らすようになると朝のシャワーをやめていた。でも朝一のシャワーは気持ちいいので再開することにした。朝早いので目覚めを良くするためでもある。

そして歯みがき。

次にするのが、Morning Pages を書くことだ。これは岡田斗司夫さんの YouTube で紹介されていて知った。

お待たせ!岡田斗司夫ゼミ最新版#362(2020.10.11)『プラダを着た悪魔』と。自己改革と。「老化しない世界」と。/ OTAKING Seminar #362 – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=rWZW6d7OnrY

要するにMorning Pages とは、朝一番に A4 3ページ、自由に文章を書くことである。私は 10 月中旬から始めて(体調不良の数日を除き)1日も欠かさず継続している(私はこういうのをコツコツやるのは好きなタイプ)。

思いついたことをツラツラ書くのが目的であり、最初から unstructured(構造がない)文章だ。だからブログや本を書くときとはまた別の思考で文章を書くことになる。

Morning Pages はメールをチェックしたりパソコンで作業をしたりするより前に、朝一番にやる(私はシャワーと歯磨きの直後)。余計な外部情報のインプットがない時に文章を書くのだ。

何かに役立てようだなんて考えないようにしているが、ブログのネタになりそうなことや To Do を思い付いたらとりあえず Morning Pages に書いておき、一旦その箇所に付箋を貼る。すべて Morning Pages を書き終えてから付箋部分だけを他に転記するなりしている。あくまで Morning Pages を書いている時は Morning Pages に集中する。

ただ、手書きなので漢字を調べたくなることがある。そういうのはひらがなで書けばいいんだろうけど、私は漢字を調べる時だけパソコンの文字変換で調べている。漢字の暗記にも役立っている。

基本的に見直さないのが Morning Pages なんだけど、#○○○ のようにタグを付けてあとで検索しやすくもしている。例えばブログのネタになりそうなことは、#ブログネタ と書いたりする。

スラスラとスピーディーに思いつくままに書くため、書きやすいペンで書くことも意外とポイントだ。目立たせたいなら、ペンの色を変えるより、下線を引くぐらいの方が楽だ。

そもそもペンではなくパソコンや iPad 等でデジタルに書けばいいのではと思う人もいるだろう。Morning Pages をやっている人の中にはパソコンで書いたりする人もいるようだ。でも私はあえて手書きにしているし、岡田さんも手書きを勧めている。手書きは思考の速度を落とす必要がある。手書きの遅さは本を書いたりブレインストーミングに向かない。でも Morning Pages は逆にそれを利用し、ゆったりとした思考の中で文章を書くことに意味がある。

時々英語で書いてみたりもしている。

書いてみると分かるが、A4 3ページは結構キツイです。書くことがなくて困ることが多い。そういう時は、昨日の日記を書いたり、今日の予定を書いたり、部屋で目に入った小物について書いたり、いろいろしている。箇条書きで短い文章で書くことが多いが、たまに長文になることもある。

私は方眼タイプのルーズリーフの片面に書いている。書き終わったらチューブファイルにファイリングだ。毎日3枚とはいえ、続けていると結構な分量になる。このまま保管するか、どんどんスキャンしてデジタル化するか迷っている。

***

その後、朝のシャワーは体調不良を機にやめることにした。そこまで効果抜群という習慣ではないので、コストパフォーマンスを考えてやらないことにした。そのぶん朝の時間が増え、このほうが意味があった。

また、2021 年になって新たな朝の習慣として読書を始めることにした。これまで寝る前に必ず Kindle で数ページ読むことはしていたが、朝も始めることにした。

Morning Pages を書き終え、家事を片付け、ブログを投稿したらすぐに読書スタートだ。ワイフと子どもが起きてくるまでの時間 15 〜 30 分程度しっかり読書できる。日によってはもっと長く読書できる。最近読書量が減ってきたので、集中できる朝に毎日読書することにした。