私はメインで使っているデスクトップの Mac には、Apple 純正の、テンキー付き Magic Keyboard を愛用している。テンキー付き Magic Keyboard については以前書いた。

Magic Keyboard(テンキー付き、US)を買った – 読書ナリ
https://dokusho.nary.cc/2017/06/14/magic-keyboard-with-numeric-keypad/

それ以前に使っていた、テンキーの付いていない Magic Keyboard は使わなくなっている。

Magic Keyboard – 日本語(JIS) – Apple(日本)
https://www.apple.com/jp/shop/product/MLA22J/A/magic-keyboard-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9Ejis

現在書籍の執筆をしているところだが、書籍は iPad で書くこともあるので、テンキーなし版の Magic Keyboard を活用してみることにした。

iPad と Magic Keyboard は以前一度ペアリングしたことがあった。だから Magic Keyboard の電源スイッチを入れた上で iPad の設定アプリの Bluetooth 設定から簡単に再接続できた。おそらく、たとえ初めて接続する場合でも、Bluetooth 機器一覧から単に対象キーボードをタップすればいいんだったと思う。

しかし、認識はされているが、入力しても文字が出てこない。

試しにキーボードにケーブルを挿して充電を始めたら入力もできるようになった。

Magic Keyboard を iPad で使っている間は、バーチャルキーボードが表示されない。すなわち、iPad の画面を広く使える。これは書籍のような長文を執筆する際に助かる。

タイピングの遅延もほとんどない。多少遅れている気もするが、気にならないレベルだ。

日本語変換は Mac とも通常の iPad の日本語変換とも違う、独特な表示で癖があるが、しばらく使うと慣れてくる。ただ漢字のライブ変換は使いにくいと分かったので、設定でオフにしている。

何より、Mac と同じショートカットキーが使えるのがいい。コピー&ペーストなどがすごく楽だ。

私の Magic Keyboard は US 配列である。日本語と英語入力を切り替えるには、以下の3通りの方法がある。

(1)caps lock キーを押す。
(2)function キーを押す。
(3)control + space キーを押す。

私は左小指で押しやすいので、1の方法を採用している。

そして1の caps lock キーでの言語切り替えは設定でオフにできる。問題は2の function キーでの切り替えをオフにできないこと。function + delete キーによる、delete キー(右側の文字を消すキー)を使おうとすると言語が切り替わってしまう。この点は不便だ。

上部の画面照度や音量を変更できるショートカットキーも iPad で機能するのは便利。試しに eject キーを試しに押してみたら、バーチャルキーボードが出てきた。なるほど、必要に応じて切り替えられるわけだね。

このエントリーも iPad に接続した Magic Keyboard で書いているが、やはり iPad のバーチャールキーボードとは比べ物にならないほど速くタイピングできる。書籍の執筆でも活躍しそうだ。