Amazon プライムビデオの観放題対象作品。映画クレヨンしんちゃん 27 作目。

本作は公開時に映画館で観ている。

今回は半分ファンタジー。

スマートフォンが登場したのは前作が初めてだったと思うが、今回はもっと積極的に使われている。現代的風景になってる。

夫婦の話。泣ける。一方で、説教臭い部分があったり、みさえのヤンキー臭さも好きになれない。

明らかに『マッドマックス』を意識したシーンがある(マッドマックスは観たことないけど)。ドタバタアクションが楽しかった。

クレヨンしんちゃん映画はアクション映像がかなりかっこいいんだけど、本作はショボいです。全然リアルじゃない。

ひろしが巨大コアラと結婚させられようとするシーンはグロテスクで恐怖だった。強制結婚がこれほど暴力的でおそろしいものかと実感した。強制結婚させられるのはたいてい女性だから、男である私は盲点だった。強制結婚、ダメ!

記念撮影で撮った写真でエンドロールが始まる、というのは、その他映画でも見かける。結構好き。

過去作をすべて観終わったら、映画館で新作を観ようかなと思っていたけど、もう上映が終了していた。

評価:4/5

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本作でもってクレヨンしんちゃん映画をすべて観終えた。ずっと観よう観ようと思っていたものの放置していたが、子どもと観るという名目で進めていったらあっという間に全作観れた。

クレヨンしんちゃんは私はテレビ版を子どもの頃少し観ていただけだった。映画は大人になってちょくちょく観る程度だった。

今回、通しでみたからこそ分かったことは多くある。ひろし(お父さん)の足が臭いのが定番のギャグだと知ったし、ひまわりが徐々に成長しているのも面白い。他の映画のオマージュがちょくちょくあるから、作り手は映画が本当に好きなんだろうなと想像する。

クレヨンしんちゃん映画のランキングをするとすれば、『嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』が内容的には一番良くて、『嵐を呼ぶ 黄金のスパイ大作戦』が一番笑った作品かな。