先日広島に帰省した。

新幹線はスマート EX を利用すると、オンラインでピンポイント座席指定ができ、当日は改札を交通系 IC カードで出入りできる。スマート EX でクレジットカード情報を登録するので、それに紐付けられた Suica で改札を出入りでき、支払いが完了するわけだ。

ただスマート EX で複数人分のチケットを予約した場合、人数分のチケットを紙で発行する必要がある。そのチケットは「きっぷ」と呼ばれる。

きっぷの発行方法は公式サイトの説明も分かりにくいので、毎回混乱する。改めてメモしておく。

(1)スマート EX で座席を予約する。

「スマートEX」気軽にネット予約で新幹線を利用するなら!
https://smart-ex.jp/top.php

(2)予約一覧で該当の予約を選択し、ワンタイムパスワードを発行申請する。

(3)メールでワンタイムパスワードが届く。

(4)3をスマート EX のサイトに入力することで、受取コードが表示される。

(5)駅の発券機で受取コードを入力することで、きっぷを発券できる。(あるいは、4で同時に QR コードが表示されるので、それを印刷したりスクリーンショットを撮ったりしておくと、発券機で QR コードでの発券もできる。)

ややこしい、というか利用者のことを考えていない。「ワンタイムパスワード」「受取コード」そして、予約時には「お預かり番号」というものもある。名前を見てパッと何のためのコードや番号なのかが分からないじゃないか。ステップも多くて混乱する。そもそも公式サイトに分かりやすく書いてよ・・・。

私は当日、駅で iPad のブラウザから受取コードの発行申請をして受取コードを受け取ったが、急いでるときにこの作業をやると新幹線に乗り遅れてしまう。受取コードの有効期限は7日間なので、事前に家で発行しておくのがいいだろう。受取コードは再発行もできるようなので、コードが分からなくなっても大丈夫だ。

参考:
きっぷの受取方法・箇所 | 乗車ガイド | スマートEX
https://smart-ex.jp/entraining/ticket/place/

でもむしろ、予約の確認メールの中に受取コードを記載すればいいんじゃないかな。映画館だってそうなってるし。予約確認メールで受取コードを送ったからってセキュリティー上大きな問題があるとはおもえない。「ワンタイムパスワードを申請して〜」といったややこしいことをして混乱する人が増えるほうがコストが大きいとおもう。