いつだったかパソコンをデュアルモニターにすると生産性がアップするということを読んで以来、ずっとデュアルモニターにしている。

今は自宅ではデスクトップパソコンを使っているが、メインマシンがノートパソコンだった以前は、ノートパソコンにモニターを追加接続してデュアルモニターを実現していた。一時期トリプルモニターにしていたこともあった。

たしかに画面が広いと作業しやすいとおもう。翻訳なんかは資料をあちこち見ながら作業するし、Excel を使う時もドカンとウィンドウを広げて全体を俯瞰したい。

たしか勝間和代さんだったとおもうが、モニターサイズは思考のサイズだと言っていた。モニターは大きければ大きいほどいいのなら、複数枚モニターはベストなはず!

こうやって、10 年近くマルチモニター生活を続けてきた。

しかし、ちょうど家の別の場所でモニターが必要になったのを機に、自室のパソコンをあえてシングルモニターにすることにした。27 インチモニターなので、1枚でもそれなりに大きい。

たしかにデュアルモニターは生産性を上げるだろう。しかし「集中」ということに関しては、モニターの数を制限したほうがいいのではなかろうか。そう考えたのだ。

それでなくても現代人は「集中できない生活」に陥っている。そう、頻繁に通知音を出すスマートフォンやらのガジェットは、我々に一つのことを集中できなくさせている。企業はアプリへの関与時間を増やすことで金を儲けているからだ。

よく iPad をパソコンの代わりにできるかという話があるが、シングルモニターという観点では iPad は集中して作業ができる。アプリをたくさん入れると通知が増えるという点では iPad もスマートフォンと変わらないとおもうけど。

しばらくシングルモニターで様子を見てみよう。Mac には Spaces という仮想デスクトップ機能もある。今まであまり活用していなかったので研究してみよう。

そしていつか 4K モニターに変えたい。

参考:
生産性を高めたいなら、マルチディスプレイをやめたほうがいい理由 | ライフハッカー[日本版]
https://www.lifehacker.jp/2017/10/171010-ditch-the-dual-displays-to-improve-your-focus.html