ダイソーには「フォトキーホルダー」というものがある。好きな写真を入れることができるキーホルダーで、ロケットペンダントのキーホルダー版のようなものだ。

先日実家に帰った際に母が、私の子どもの写真を入れたフォトキーホルダーを作ってほしいと言ってきた。ということで、作ることにした。

ちなみに私は、自宅用の写真はなるべく印刷しないようにしている。特に子どもの写真は「捨てられない物の代表格」だから。私は物に支配されるのは嫌なので、物を減らす方向を目指している。写真はパソコンやタブレットで見ればいいじゃないか。

さて、まずはダイソーでフォトキーホルダーを買ってきた。写真サイズが大きめのものと小さいものの2つがあり、今回は小さい方にした。キーホールダーは透明なので2枚の写真を表裏2枚入れることができる。入れる写真のサイズは 3.7×2.7cm だ。

写真の印刷は家のインクジェットプリンターではイマイチなので、綺麗な印刷ができるコンビニのマルチコピー機を使うことにした。セブンイレブンのマルチコピー機なら写真(通常の L 版サイズ)は1枚 30 円だ。

プリント|セブン‐イレブン~近くて便利~
https://www.sej.co.jp/services/print.html

参考:
セブンイレブンで簡単写真印刷 – 読書ナリ
https://dokusho.nary.cc/2019/03/15/printing-photos-at-seveneleven/

最も簡単な方法は、iOS(私の場合 iPad)の「かんたん netprint」アプリで写真をアップロード。予約番号が発行されるので、セブンイレブンのマルチコピー機に入力して印刷すればいい。

「かんたんnetprint」をApp Storeで
https://apps.apple.com/jp/app/id736536895

最終的に必要な写真は 3.7×2.7cm だからどのようにサイズを調整すればいいか。私は Adobe Illustrator でデータを作ることにした。

(1)Illustrator でファイルを新規作成する。キャンバスサイズは L 版サイズの 127x89mm にする。

(2)28x28mm の長方形を描く(縦横に 1mm 大きめにした)。これは後でカットするためのガイドなので、色を変えたり点線にしたり透明度を下げたりする。

(3)2より下のレイヤーに写真を配置する。写真を拡大縮小して、2の枠にいい感じに収まるようにする。

(4)「ファイル>書き出し>スクリーン用に書き出し」をクリック。「フォーマット」を「解像度」にした上で 600ppi に、「形式」を JPG 100 にする。「アートボードを書き出し」をクリック。

(5)4で書き出された JPG ファイルを Airdrop 等で iPad に転送。かんたん netprint アプリでアップロード。

(6)コンビニで印刷。

印刷してみると、Illustrator のデータの上下左右より 1mm ほど切り取られた感じになる。すなわちほんのわずか写真が拡大される。こういう小さな写真では誤差のレベルである。

写真を切り抜いてフォトキーホルダーへ入れれば完成だ。

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