私は学生時代から映画館通いが好きだったんだけど、それはイギリス に1年留学していた時もそうだった。

せっかく海外にいることだしイギリスでも映画館はちょくちょく行っていた。留学中それなりにストレスもあったから気分転換にもなったし、ノッティンガムという比較的小さな街に住んでいたので数少ない娯楽でもあった。

その頃は今のように観た映画を記録する習慣がなかったので、どの映画を観たか記憶が曖昧だ。もう 15 年も前にことだし、思い出せる限りリストアップしてみる。

・Ella Enchanted
これは 12 月 26 日に観に行ったことをはっきり覚えている。12 月 26 日はイギリスでは「ボクシング・デイ」と呼ばれ、たいていの人はクリスマスも終わって家でのんびりしてる。だから、貸し切り状態、すなわち観客は私一人だった。だから記憶している。

・Spider-Man 2
映画館では鑑賞後、子どもを「スパイダーマン~!」と高い高いをしているお父さんがいた。

・The Borne Supremacy (2回)
私がジェイソン・ボーン・シリーズのファンになるきっかけとなった作品だ。本作を観た後1作目の DVD を買いに行った。1回目は日本人の友人と、2回目は日本から遊びに来た弟と観た。弟と観た際は、チケットカウンターで差し出したお札が本物か、透かして確かめられた。

・Hellboy(2004 年版)
寮の隣室の韓国人青年と仲良くなり、一緒に観に行った。

・Thunderbirds (2004 年版)
ロンドンに旅行へ行って観た。劇場の音量が大きくて頭痛がした覚えがある。未来のロンドンにモノレール的なものがあって、鑑賞中に「あれは何だ?」と言ってる客がいた。

・Bridget Jone’s Diary Edge of the Reason (2回)
1回目は日本人の女子グループと一緒に、2回目は台湾人の女の子と観に行った。帰国後日本でも映画館で観て比較できたのは面白かった。日本だとみんな静かに鑑賞するけど、イギリスはみんな大笑いしてた。

・Around the world in 60 days(ジャッキー・チェン版)
台湾人の女の子と鑑賞。

・Princess Diaries 2
中国人の女の子と鑑賞。その子はチケット代が高いと言ったので私が払った。イギリスは映画代は安いし、学生割引もある。その子は私を気に入ってくれたようだが、私はあまりいい印象を持たなかったので関係はフェードアウトした。

・The Day After Tomorrow
台湾人の女の子と鑑賞。

・Alfie (2004 年版)
突然女性が裸になるシーンでは「ハ!!!」と本気でビックリしている観客がいた。

・Prince and Me

・Lemony Snicket’s A Series of Unfortunate Events
中国人の女の子と鑑賞。

あの頃はひたすら女の子を映画に誘うことに挑戦していたのです。

以上はすべて映画館の映画だけど、ビデオショップでも DVD を時々買っていたし、大学図書館のビデオライブラリーでも映画を観ていた。図書館で観た『オープン・ユア・アイズ』なんかは人生ベスト映画の一つである。