p44
リスクを負うことを嫌って会社にしがみつこうとしたら、どんな未来が待っているでしょうか?[…]会社に合わせて自己を最適化してしまい、外では通用しない人材になってしまうことです。今の立場にしがみつこうと、会社に自分を合わせようとすればするほど、自分の力が弱体化されてしまうのはよくある話です。

p47
「アンテナを張ってみてください」

p47
「自分には関係ない」と、情報を遮断していました。

p52
どうして、サラリーマンの仕事を本業にすることが前提なのでしょうか?

p53
そもそも、本業と副業、主と従という考え方自体が不要になっている気もします。主と従に分けることもなく、業はいくつも並行させたっていいはずです。そう、副業ではなく、「複業」です。

p54
ビジネスモデルはいつか風化します。そのサイクルはますます速くなっています。

p55
流動性を前提とすることが、変化の時代を生き抜く秘訣です。

p70
環境の変化に対応するために有効な視点が、「それ、省けないの?」です。/何かを生み出そうとする時、新しいことをやろうとしたり、新しいものを付加しようとするケースが多いと思います。何かをプラスしていく思考です。しかし、会社にイノベーションを起こそうとする場合、より効果的なのは「マイナスしていく」ことです。

p86
借金に慣れきってしまっているのが、中小企業の悪いところでもあります。

p99
「社長の最も大切な仕事は、次の社長を育てること」というビジネス格言

p100
積極的に変化を受け入れたい人間なんてそんなにいません。

p103
負債が膨らんだ会社は、ライバルが出現しづらく、売り手の社長も高値で売ることを諦めているケースが多いと思われるため、狙い目だったりするでしょう。

p105
資力の小さい私たちとしては、このような発想の逆をいくべきです。大きな会社を真似したり、一般的な常識に盲目的に従うことは得策ではありません。

p118
私たちは目的と手段をすぐに取り違えてしまう傾向があります。

p146
誰でもアクセスできる話にはうまみがない

p156
焦ったり精神的に追い込まれたりして OK してしまうのは、事故のもとです。

p157
会社の中にある、良いところと悪いところを因数分解してみましょう。

p157
案外、自分の直観というものは頼りになるということです。

p159
これまで通りのやり方を続け、先代に言われたままでやり通すには限界があるということでしょう。環境は常に変わっているのですから。

p163
金持ちには2タイプいるように思います。/ひとつは、自ら「稼げる」金持ちです。仕事や経営でたくさんの収入を得られる人です。そしてもうひとつは、「持っている」金持ちです。たとえば親が資産家で、それを相続したような人が典型です。自分で稼ぐ力は持っていませんが、たくさんの資産を持っています。

p174
「何が決算書に載っていないか」も大切です。

p187
税理士の平均年齢は 65 歳と言われています。

p245
まず、相手の持つ疑問や不安をすべてリストアップしてもらうのはどうでしょうか。

p253
もしあなたが本の作家にインタビューをする立場ならば、事前に作品を読んでおくと思います。社長と会う際も同様です。

p255
中小企業の場合は、いまだにホームページをきっちり作っていないところがあります。大企業に属する方などは驚かれるかもしれません。

p278
新しい選択肢の存在は、希望です。