私は現在は名古屋に住んでいるが、広島生まれ広島育ち。お好み焼き、宮島、もみじまんじゅう、原爆ドームなどなど、私が「広島的なもの」に注目するようになったのは、住んでいたときよりもむしろ大学生以降広島を離れてからだった。気が付けば広島を離れて 20 年弱。もう広島以外で暮らした年数が広島に住んでいた年数を超えようとしている。

広島の人はよくお好み焼きを食べるのかと聞かれることがあるけど、そうしょっちゅう食べるものでもないです。家で作るのは大変だし、結構量が多いので頻繁には食べれない。

最近は帰省のたびにお好み焼きを食べている。おいしいお好み焼き屋さんを見つけたからだ。

それは「山陽マルナカ 可部店」内にある「万代」というお好み焼き屋さんだ。

可部店 | 山陽マルナカ
https://www.sanyo-marunaka.co.jp/store/store_detail.php?id=2

万代はスーパーの横にあるんだけど、チェーン店ではないみたい。それでいて結構おいしい。市内の観光客向けのお好み焼き店よりは混まないし、おいしいので最近はよくここへ行く。

今回はワイフと子どもも一緒に帰省をし万代に行こうとしたら水曜日で定休日だった。仕方なく近くの「お好み焼きの徳川 可部店」へ行った。これはサンリブというスーパーの中に入っている。

サンリブ可部 | サンリブ グループ
http://www.sunlive.co.jp/shop/%e3%82%b5%e3%83%b3%e3%83%aa%e3%83%96%e5%8f%af%e9%83%a8/

お好み焼きの徳川 可部店
http://www.tokugawa.jp/web/contents/shop/kabe.html

お好み焼きの徳川は広島でありながら関西風をメインにしているお好み焼き屋だ。この可部店も子どものとき時々来ていた。

何年か前に行ったときは店内が古くなっている感じだったが、最近改装されたようで綺麗になっていた。

お好み焼きの徳川は(1)店員さんが調理するタイプ、(2)客が自分で作るタイプ、(3)どちらか選べるタイプ、のお店がある。フードコートなんかだと店員さんが調理するものが多いだろう。今回は自分で作るタイプだった。自分で作るタイプのお店では、店員さんに作ってほしいと言っても作ってもらえない。

問題なのが、その日は家にお客さんが来るので焦っていたし、昼時で混んでいた。せっかく広島に来てお好み焼きを食べるワイフも、結局自分で作る羽目にはってしまった。しかも、私が子どもを抱いていたのでワイフは2人分作ってくれた・・・。

テーブル席がいっぱいだったので、座敷で食べた。

まあおいしかったんだけど、県外の人と一緒に食べるなら、自分で作るタイプのお店は避けたほうがいい。今回は自分で作ると分かった時点で、別のお店に行くべきだった(結局お客さんを待たせることにもなったし)。

広島焼用のお好みソース。これとは別に関西風用もある。 ワイフが作ってくれた。右下の肌色は息子の頭。

次の日、リベンジに再び万代へ行った。木曜日だからちゃんとあいていた。結局3泊4日の広島帰省の間、2店のお好み焼きへ行ったわけだ。

このときは時間的余裕があったし、おいしいお好み焼きを食べれてよかった。

万代は普通の、店員さんに作ってもらえるタイプのお店だ。注文の際、鉄板に置くか、お皿に置くかを聞かれる。我々は迷わずお皿を選んだ。「熱々の鉄板で食べるとおいしい・・・」というのは幻想であり、結局熱すぎるだけなんだよ。どうせ店員さんが作りたてを持ってきてくれて十分温かいので、徐々に冷めてちょうどいい温度になるお皿で最初から食べるのがいい。前日のお好み焼きの徳川でも、大きめのお皿を追加でもらって、作り終わった後はそこに乗せて食べた。