学生時代、イギリスに留学していた時に、同じ寮に住んでいた香港人の女の子と仲良くなった。一緒にヨーロッパ旅行に行ったぐらいだ(その子と香港人男子と3人で)。

どういう文脈だったかは全く覚えていないけど、30 日で終わる月と 31 日で終わる月をカレンダーを見ずに知る方法を教えてくれた。

それは指にこぶを使う方法だ。左右どちらの手でもいいのでこぶしを作った上で、人差し指のこぶ、人差し指と中指の溝、中指のこぶ、中指と薬指の間の溝・・・と順に1月、2月、3月、4月・・・と振っていく。

小指のこぶまで行ったら折り返す。その時小指のこぶは再カウントする。

このようにしてこぶと溝に月を振っていき、こぶの月が 31 にち、溝の月が 30 日、という具合である。なお、2月だけは 28 日(閏年は 29 日)である。

例えば現在の 10 月は「薬指のこぶ」なので 31 日の月だと分かる。

念のため一覧にしてみる。

1月:人差し指のこぶ
2月:人差し指と中指の間の溝
3月:中指のこぶ
4月:中指と薬指の間の溝
5月:薬指のこぶ
6月:薬指と小指の間の溝
7月:小指のこぶ
8月:小指のこぶ
9月:薬指と小指の間の溝
10月:薬指のこぶ
11月:中指と薬指の間の溝
12月:中指のこぶ

これでこぶしを作って数えるだけで、30 日の月と 31 日の月を区別できるわけである。

これこそ画像や動画で説明すべきなんだろうけど、文章で解説してみた。お分かりいただけただろうか。