昨日は子どもを眼科に連れて行った。生まれた頃から “目やに” が溜まりやすく、産婦人科でも症状が続くようなら専門医に診てもらうように言われていたからだ。

赤ちゃんにとって小児科医以外の病院に行くのは初めてだ(何でもかんでも「初めて」記念にしてしまう)。まだ保険証が届いていないので、一旦仮払いをした。

病院はワイフが子どもの頃から行き慣れている病院で、事前に電話確認をして幼児でも診てもらえることが分かったので、そこにした。

涙腺が通りにくくなっているかもしれないそうで、それが原因かもしれないという。多くは自然と治るらしい。産婦人科でもらったのとは別の目薬を試してみることにし、マッサージも併用することになった。症状が続くようなら、子ども専門医がいるので、その先生がいる曜日に改めて診察に来るように言われた。

これでめでたしめでたし__じゃないと思うんだ。

そもそも病院選びが間違っている。ちゃんと子ども専門の眼科に最初から行くべきなのだ。今回行った病院は単にワイフが「行き慣れているから安心」というだけで選んだ。これはバイアスである。行き慣れていれば安心するのは、ワイフだけだ。

「子どもも診れますか?」と聞いてノーと答える病院は普通ない。でも結局それは「子ども “も”」診れるというだけであって、専門ではない。ちゃんと子ども専門眼科を調べ、そこへ行くべきだった。

今大事なのは「子どもにとってベストは何か」ということだ。そういえば育児本にも病院へ行く際は「子どもの診療に強い病院へ行くべし」と書かれていたのを思い出した。

最近、私が意識し、口癖にしているのは「セオリー通りにしよう」ということ。何となく選んだことは、所詮何となくであり、何となくの結果しか得られない。

現在ワイフと子どもはワイフの実家にいて、私がそこに毎日通っているけど(主に沐浴の手伝いのため)、子育てに関して厄介なのは親の存在だ。「長年の経験」とやらで、いろいろ口を出してくる。それがきちんとした根拠のないものが多いんだよ。もちろん彼らに悪気はないのは分かっているけど、大事なのは自分の頭で考えることだ。

本で学んだこと、しっかりロジカルに考えたこと、それこそが守るべき「セオリー」である。