[読書メモ]『読書教育を学ぶ人のために』
- 読書
- 2019/02/10 Sun 07:19
p13
文章は、常にその文章内のすべての言葉の意味を理解しなければ、内容が理解できないというものでもありません。
p23
図書館精度が初めて導入された明治初期には、近代的読書スタイルであり、同時に図書館の成立基礎でもある private silent reading はまだ十分に発達していなかった。
p136
読書感想文というのは、非常に高度な技術を要する作文だからである。
p136
学校の授業の中でまともに読書感想文を教えた実績事例はごく少ししかない。
p165
1990 年頃から、北米を中心にブッククラブという読書会の実践が大きな潮流となりました。
p260
本を読むというのは、どんなに個人的な行為のようであっても、本質的にパブリックな行為でしかない。読むとは、みずから他者の世界にかかわることだからだ。
p280
高校生になると、学校一斉読書の時間が行われているところは少なく、読書は全く個人の自由になることが多い。