[読書メモ]『「超」整理法』
- 読書
- 2019/01/11 Fri 06:06
p45
整理の要諦(ようてい)が「捨てる」ことにあるのは、明らかである。
p56
普通の整理法では、まず秩序を作ってから収納する。それに対して、押し出し方式では、まず収納してあとで秩序を作る。何も考えずとにかく収納し、処置はあとでゆっくり考えるのである。
pp87-88
私は「パソコン」という言葉が嫌いだ。語感が軽薄だから。コンピュータという言葉は嫌いではないが、今や「コンピュータ」は「計算用機械」ではない。機能からいえば、「個人用情報処理機械」である。
p95
「個人業務日誌」の有用性は、作ってみればすぐに分かるだろう。原稿執筆の約束、仕事の進め方についての合意事項などは、直後は覚えていても、すぐあやふやになる。残念なことではあるが、仕事のみでは、「いった」「いわない」が問題になることが、必ずあるものだ。こうした場合、日誌をもとにして「何月何日に、このように約束した」と主張できれば、あなたの立場は強くなる[…]
完全な業務日誌は、いつの日か、必ずあなたの立場を救うだろう。
p123
電話は野蛮な道具である。こちらの事情と全く無関係にかかってくる。そして否応なしに最優先の対応を要求する。どんなに重要な仕事をしていても、受けた電話を話の途中で切るのは難しい。
p124
[電話は]予告なしの連絡に常に最優先で対応しなければならないというのは、考えてみれば、誠に不合理なことではあるまいか。そして、こちらが電話する場合には、同じことを相手に強要していることになる。
p167
知的な人々を周りに持つことだ。
p176
アイディアは何もないところに突然現れたのではなく、潜在意識下で着実に思考が進んでいたのである。
p177
書く作業で最も難しいのは、「始めること」だ。イナーシャ(慣性)が大きいのである。構えてしまう。
p216
1993年度から、パソコン教育が中学校の学習指導要領に盛り込まれた。