5年ぶりに鑑賞。「好きなジブリ作品は?」と聞かれていつも本作を答えてきた。

タイトルの出るタイミングが完璧。オープニングから涙いてしまう。『かぐや姫の物語』は最後にワッと泣いちゃうけど、本作は要所要所でグッときて泣いちゃう。

他の「特にたいしたことが起きない」ジブリ作品と比べて、本作は適度に事件に起きている。最後に山場の事件が起きるけど、非常にタイト。発端から終結まで 10 分程度。ダラダラしているよりはいい。

魔女がいることが普通に受け入れられている世界というのが面白い設定だ。でも、キキはみんなと違うことに孤独感を感じている。孤独に悲しむ主人公がいる映画は感情移入しやすくて好きだ。

ふと気づいたけど、キキとトンボの高山みなみ・山口勝平の声優コンビは、『名探偵コナン』のコナン・工藤新一と同じコンビだ。

評価:5/5