留守番電話からのメールフォームへの誘導
- ライフハック
- 2018/12/14 Fri 07:21
私は電話が嫌いだ。一方的に自分の都合で電話を掛けてきて、他人の貴重な時間を奪う、その暴力性がイヤなのだ。
だから人との連絡はメール等のテキストメッセージで行うようにしている。唯一実家の母親とだけは FaceTime で話すけれど、たまにしか話さないので親孝行だと諦めている。
電話の方が早いというのはウソだ。これ自体、自分の都合でしか考えていない。私はメールが来たらすぐに返信する。それに、その場で判断を迫る電話と違って、メールはより抽象度の高い返答ができる。大きな視点で見れば双方にとってテキストのやりとりの方が確実なのだ。
そして自分から電話を掛けるシチュエーションも極力避ける。メール等で代替できるならそれを使うし、なんなら直接出向く。
そんなわけで、電話を使うことは数ヶ月に1回なのだ。
だから、通常の携帯電話会社とは契約せず、FUSION IP-Phone SMART という IP 電話を使う。基本料がなく、使ったぶんだけしか料金が掛からないので、経済的だ。
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それでも、電話を掛けてくる人は掛けてくる。どうしても電話じゃなければダメという人は多い。連中はそう思いこんでいる。それに私の知り合いは私を電話に出ない人と認識してくれても、知らない人は電話を掛けてくる。
だから、掛かってきた電話はすべて留守番電話に転送している。そしてその留守番電話を聞いて、返答をするかどうかを判断するようにしている(場合によっては放置する)。さらに留守番電話は「スマート留守番」を利用し、相手のメッセージを自動でテキスト起こししてくれるから、聞く必要すらないのだ!
読める、聞ける、新しい留守番電話サービス「スマート留守電(スマ留守)」|ソースネクスト
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中には留守番電話にメッセージを入れない輩もいる。そして何度も掛けてくる。用件を留守電に入れてほしい。でないと対応できない。まあ、本当に大切な内容なら留守電にメッセージを入れてくれるはずなので、メッセージを入れない人は無視している。
メッセージを入れない人がいる状況を防ぐ方法を思いついた。それは留守番電話の応答メッセージを自分の声で吹き込むのだ(スマート留守電は自分の録音音声をメッセージで使える)。知らない音声よりも、本人の声で「メッセージを吹き込んで」とお願いした方が、メッセージを入れてくれる可能性が高まる。実際かなり効果があった。
でも、折り返しの電話を求めてくる留守番電話メッセージも多い。これでは結局電話を掛けることになってしまう。
そこでひらめいたのが、留守番電話の応答メッセージで、メールフォームへ誘導するというアイデアだ。すなわち、「メッセージを吹き込んでください。あるいは abc.co.jp にアクセスしてメッセージを送信してください」と言う。口頭で伝えやすいように、短めで分かりやすいドメインを取得しておく。そしてメールフォームをあらかじめ作っておく。
なかなか賢いアイデアだと思うんだけどなあ。
そして実際に作ってみた。メールフォームは Google フォームを使ってすぐ作れたし、レスポンシブデザインにしたのでスマートフォンでも入力しやすくした。独自ドメインも極力短いものを取得した。
そしてすべて設定完了。これでしばらく様子を見てみよう。