[読書メモ]『TOEICテスト900点・TOEFLテスト250点への王道』

p4
本当に TOEFL 260 点取れるのか？ エベレスト登頂よりも大変なんじゃないか。

p4
もともと努力することが苦手な故に、効率的な方法を考え出すのが大好きな僕は、まず勉強にとりかかる前に、勉強方法の研究に打ち込んだ。

p4
やれることはすべてやりながら（こういう研究は僕はまったく苦にならない）ベストの方法論を編み出していった。

pp5-6
新聞を読んだり、本を読んだり、テレビを見たり、さまざまな表現で自分の言いたいことを伝えるコミュニケーションや議論をするのに必要な力が、勉強の過程で勝手に身につくのだ。／僕の提案する勉強法は楽しい。おそらく勉強をはじめていくと、ある時点から前のめりにノリノリになっていくだろう。トイレの中でも風呂の中でも、つい勉強したくなってしまうだろう。ハイスコアを取るうえで一番大切なことがいつのまにかできていくだろう。

p29
プロ意識をもって、社長命令の仕事だと思って、方法を間違えずにやるべきことをやれば、絶対に[点数を]取れることを忘れないでおこう。

p36
「やばい！ あれもやらなきゃ、でもこれも･･･、ああまずいなぁ」／という心境のままでは、スコアアップは無理。勉強も無駄。すっきりするよう、行動するか考えを切り替えるかすることが大事だ。

p43
仕事に夢中で真剣であればあるほど、24 時間仕事が頭から離れない人もいるだろう。気持はよくわかる。しかし、頭を切り替えろ。英語の勉強の時は仕事は忘れろ。

p56
「試験中眠くなっちゃった」とか「寝ちゃった」／という話を聞くが、僕には信じられない。試験中まばたきする暇もないテンションでやるべきである。

pp60-61
僕はスコアアップの際、会話は一切勉強しなかったが、アメリカ人の連中は一様にびっくりする。[…]自分で自分の発音の変化にびっくりし、ちょっと照れてしまったりするほどだ。

p67
He teases me. でなく、Mr. Yoshioka teases me. というふうに、きみを悩ます課長の名前を入れてイメージスをすりこむのだ。

p90
一生懸命覚えた単語を、メル・ギブソンやジェニファーも使っていれば、その瞬間、100% 頭に焼きつくことになる。これが単語の暗記の勉強で最も感動する瞬間なのだ。素直に感動しよう。

p104
声優の発音や読み方がはっきり言ってイマイチだし、イギリス英語の奴までいて気に入らなかったが、他にベターな教材が見つからなかったから腹をくくって聞きまくってやった。

p113
他にも生きた英語を聞くべきなのだ。勉強が楽しくなるから。そのほうが伸びるから。

p167
[試験の]その日のうちにきっちり反省と分析をしておく。次の日に遊びに行ってくれ。そこがプロとアマの違いだ。

p171
耳を澄ますと、どこからか他の受験生の○をつける鉛筆の走る音も聞こえてくるはず。わからなければそれも頼りになるだろう。

p173
いちいち日本語に訳さず映像を頭に浮かべながら聞く。

p176
[TOEFL の試験中は]下手に画面を見るとその情報に惑わされ、聞けなくなることが多い。横の壁でも眺めていよう。

p177
明らかに「これだ」という正解を見つけたら、時間的によほどの余裕がある時以外は、他の選択肢はもう読まない。次の問題に進む。

p180
鉛筆の人は、はじまる前に、「もう２、３本鉛筆くれませんか」と係りの人に聞いてみよう。もらえたらラッキーだ。もらえなかったら、それがルールだ。

p185
[試験のために約束を断るには]「○月○日。午前（後）○時。どうしても負けられない果たし合いがあるのだ」と。／しかしストレスをためこむことは非常によくない。心躍るしかるべき会合には、試験を忘れて行くのだ。それが現代のアスリートだ。

p188
朝の食卓や電車の中など、朝からもし不愉快なことがあっても、さらっと流すこと。絶対に不機嫌にならないこと。気分よく試験を受けるのだ。何としても。

p193
国内でも、英語を武器の１つとして生きている人に直接会うのだ。／憧れや、野心や、羨望･･･。何でもいい。頭で考えるのではなく、心が感じるかどうかだ。心が震えるかどうかだ。僕の場合は、ハーバードのケネディスクールに訪問した時、全身に稲妻が走った。「絶対にここでこいつらと勉強する」と。

p194
他人を納得させるためではない。自分を納得させるために。

p196
外人の友人からメールが来て、ワクワクしながらそれを読み、一生懸命返事を書く。そして返事を書く！･･･「You’ve got mail」の世界がそこにある。気づけば僕のメールは AOL に変わっていた。

p197
日本では、他人に声をかけるのは不謹慎とされがちだ。特にそれが異性なら。しかし、僕の知る限り、アメリカではまったくそんなことはない。話しかければ 99% 笑顔で返してくれる。