読書でのストップウォッチの活用
以前読書時間の計測でストップウォッチを活用したことがあった。1冊あたりどれぐらいで読めるのかを計測していた。
でも、そんなの本の内容やページ数にもよるから、計測する意味をあまり感じず、すぐにやめてしまった。
しかし再びストップウォッチを読書で活用している。1日に家で読書した時間を計測するのだ。
読書において「1日どれぐらい考える時間を作るか」が重要である。いかに早く読むかではなく、いかに読書時間(=考える時間)を確保するかが大事だ。ストップウォッチで1日どれぐらい読書しているかのトータル時間をノートに記録していくことにした。
これは以前の「いかに1冊を早く読むか」を計測するのとは意味が正反対だ。
現在読んでいる本の横にストップウォッチを起き、読書を始めたらスタート。読み終えたらストップ。再び読みはじめたら再スタート・・・。といった具合だ。
となりにストップウォッチを置くことで、読書に緊張感が湧き、集中力がアップするという副次的な効果もあった。たくさん読んだ気持ちになっても、意外と短時間だったということもある。計測してこそいろいろ発見がある。
ストップウォッチではなく、タイマーを使うという考えもあるだろう。1日 30 分読むぞと決めてタイマーをセットするのも悪くない。けれど、ストップウォッチがいい。気が付いたら 30 分よりたくさん読んでいた、となる可能性があるから。繰りかえすけれど、大事なのは読んでいる時間を伸ばすことだ。ページ数や冊数でもない。速読がいいわけでもない。5分で1冊読むだけの人より、2時間で1冊読む人の方が考えている時間が長い。
最初は百円均一のストップウォッチを使おうとしたら、現在はお店に見当たらなかった(以前はあった)。仕方ないので Amazon で安めのを購入した。
このストップウォッチはシンプルながら使いやすい。デザインも落ち着いている。ボタンを押すときにカチッとしたクリック感もしっかりしていて押しやすい。
ただ操作音をオフにできない。家人が寝ている時などにピッと鳴らしたくない。
仕方ないので分解して音を鳴らさないように改造した。本商品は電池交換さえもお店でやってもらうようにと説明書に書いてある。しかし、裏のネジを外してみると、簡単に電池が交換できると分かる。
しかもスピーカーの構造も簡単で以下の赤丸部分同士が接触することで音が鳴るようなので、マスキングテープで絶縁した。すると案の定音が鳴らなくなった。
なお、外出時は電車の中などでは扱いが面倒になるので、ストップウォッチを使った読書は自宅での読書に限定している。
読書以外でもパイプを吸う時にこのストップウォッチを使い始めた。スモーキング時間は1日 20 分に限定しているので、これまで砂時計を使っていた。それよりもストップウォッチの方が首からさげられるし使いやすい。読書用のストップウォッチと共有すると使いづらいので、パイプ用にまったく同じものを購入し使っている。