[読書メモ]『近代日本語の思想 翻訳文体成立事情』
- 読書
- 2018/08/26 Sun 06:52
p46
西洋市民社会の主人公
p67
「文」がつくられ、「~は・・・・・・である。」とか、「~は・・・・・・た。」というような「文」がつくられて以降、私たちは、こういう「文」の単位でものごとを考えるようになった。少なくとも文章を読んだり、書いたりする限り、それなりに論理的に、と言うのは、一応西洋論理に倣ってものごとを考えるようになった、それは、私たち日本人のものの考え方の、近代以後の重要な変化だったからなのである。