[読書メモ]『心理学研究法』

p96
前の試行から後の試行への影響を「残留効果」という。

p105
個体内変動の統制

p196
標本抽出は、研究者の意志で対象者を選ぶ有意抽出と、対象者の誰もが等確率で選ばれる無作為抽出とに大別される。

p202
対象者に1カ所に集合してもらい、調査者の指示に従って一斉に調査票に回答してもらう方法で、ギャング・サーベイとも呼ばれる。

p226
観察データの確からしさを考えるうえで、「生態学的妥当性」の問題(日常のリアリティから乖離した不自然な現象を引き起こし、それを観察対象の中核的特徴であると錯認してしまう問題[…])

p230
心理学に限らず科学的な研究には、「仮説生成」型と、「仮説検証」型の2つの研究スタイルが存在する

p240
心理検査が科学的なものと言えるかどうかは、その検査の(解釈の)妥当性によって決まるということである。

p271
私たちの体験は、原因と結果の間を直線で結べるほど単純ではない。

p289
アイデアは研究の命である。

p298
ビデオがまわっていると、被験者は不必要に緊張してしまうことが多い

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