[レビュー][ICレコーダー] SONY ICD-UX560F

IC レコーダーを初めて買ったのは高校生の頃塾の講義を録音するためだった。その後大学で実験音声学の卒業論文を書くときに、高性能な「生録」用の録音機を使った。それから現在に至るまでは、録音機は主に講演会やセミナーの録音に使っている。

さらに学習ツールとして IC レコーダーを活用することにした。

最初は iOS アプリを使ってみたが、アプリの立ち上げやら、再生までの手順で、どうも使い勝手がいいものが見当たらない。

すでに Roland R-05 という高性能の録音機を持っている。コンパクトで高音質に録音ができ、講演会の録音などで重宝しているが、これも録音や再生までのステップが多くて学習向きではない。

Roland – R-05 | WAVE/MP3 Recorder
https://www.roland.com/jp/products/r-05/

学習に使うには、サッと取り出せてさっと使えるコンパクトな IC レコーダーがあるといい。ということで、新たに買うことにした。

音質は普通でいいので、サッと使えるものを探した。MP3 で録音できるとあとでパソコンに移動しても管理がしやすい。録音メーターがあると録音音量の調整もしやすい。普段ポッドキャストやオーディオブックは2倍速で聴くので、再生が2倍速に対応しているものがいい。すぐ聴けるようにスピーカー付きがいい。

いろいろ検討して、SONY ICD-UX560F を買った。色はかっこよく見える黒にした。

ICD-UX560Fシリーズ | ICレコーダー/集音器 | ソニー
https://www.sony.jp/ic-recorder/products/ICD-UX560F_series/

20180714_103902v2

20180714_103909v2

20180714_104233

20180714_104350

20180714_104550

20180714_104627

20180714_104641

20180714_104709

充電池式で本体から飛び出す USB 端子をパソコンに繋げて充電する。乾電池式ではないので、長時間録音の際のバッテリーが心配かもしれないが、私は学習用なのでその点は心配していない。それに MP3 で 27 時間も録音できる。

電源はスライド式。オンの時はさっとスライドすればいいが、オフの際は1秒ぐらいホールドしてスライドする。

電源のスライドを入れて録音ボタンを押せばすぐに録音が開始できる。

本体に 4GB 保存できるが、別売の microSD カードへの録音もできる。

録音は MP3 だけでなくリニア PCM にも対応。高音質録音もできるわけだ。

録音のインジケーターとなるランプは消すことができる。操作音も消せる。

時計は 24 時間表示にできる。

スピーカーがあるが、あまり音はよくない。しかし、学習用なので充分だった。

キャリイングバッグが付属する。ジャストサイズなのでギュッと押し込む必要がある。

再生は3倍速まで早めることができる。

操作は難しくない。小さくてコンパクトなのは利点だけど、小さいせいでボタンがやや押しにくい気もする。

関連するかもしれない記事:

ダイソーで情報カード用ボックスを探す

最近は 3×5 インチの情報カードをフル活用している。PoIC として使うのが主目的だ。

続きを読む

[Kindle][読書メモ]『即断即決「脳」のつくり方』(苫米地英人)

Location: 170
「生産性」という観点から見たら、世の中のビジネスマンの大半は、あまりにも生産性が低いと言わざるを得ません。

続きを読む

[読書メモ][Kindle]『驚異の時間活用術』

ところが、どういうわけか人びとは、ビフテキの焼き加減に対しては、レアーだ、ウェルダーンだ、ミディアムだと厳しい注文をつけるが、こと枕に関しては知らん顔。(Loc 227)

続きを読む