[読書メモ]『ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか』
- 読書
- 2018/06/25 Mon 06:49
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新しいものを生み出すという難事業に投資しなければ、アメリカ企業に未来はない。
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新しいテクノロジーを生み出すのは、だいたいベンチャー企業、つまりスタートアップだ。
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前向きに表現するなら、スタートアップとは、君が世界を変えられると、君自身が説得できた人たちの集まりだ。
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独占は進歩の原動力となる。
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空気を読めない人間は、周囲の人と同じことをしようとは思わない。ものづくりやプログラミングの好きな人は、ひとり淡々とそれに熱中し、卓越した技能を自然に身につける。そのスキルを使う時、普通の人と違ってあまり自分の信念を曲げることもない。だから、わかりやすい成功につられて周囲の大勢との競争に捕らわれることもない。
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短期成長をすべてに優先させれば、自問すべき最も重要な問いを見逃してしまう ──「 このビジネスは一〇年後も存続しているか」というものだ。
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一九一二年、世界で初めて南極点に到達したロアール・アムンゼンはこう書き残している。「完璧な準備のあるところに勝利は訪れる。人はそれを幸運と呼ぶ」。
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未来はどうなるかわからないという考え方が、何より今の社会に機能不全をもたらしている。本質よりもプロセスが重んじられていることがその証拠だ。
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政治家は昔から、選挙になるといきなり一般大衆の味方になってきた。
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何かを始めるにあたって、最も重要な最初の決断は、「誰と始めるか」だ。
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一日中同じ場所で過ごしているのに、事務所から一歩出るとほとんど話すこともないようだった。好きでもない相手とどうして一緒に働いているんだろう? 金を稼ぐには仕方のない犠牲だとみんな考えているようだった。でも、案件ごとに働く人間が入れ替わり、単なる仕事だけの関係しか持てない職場は、冷たいなんてものじゃない。それに、合理的でもない。時間はいちばん大切な資産なのに、ずっと一緒にいたいと思えない人たちのためにそれを使うのはおかしい。職場にいる間に長続きする関係が作れないなら、時間の使い方を間違っている。投資に値しないということだ。
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営業マンはみな役者だ。彼らの仕事は売り込みであって、誠実であることではない。
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本当に社会のためになるのは、これまでと「違う」ものだ。それが新たな市場の独占を可能にし、企業に利益をもたらす。
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企業は、人々が創業者を必要としていることを自覚しなければならない。だから、創業者の偏屈さや極端さにもっと寛容になるべきだ。