[読書メモ]『詳注版シャーロック・ホームズ全集5』
- シャーロック・ホームズ , 読書
- 2018/04/24 Tue 07:42
p14
ホームズがモルヒネもやっていたことを暗示する、聖典中唯一の例。
p22
ぼくには些細な事の重要さが身にしみているからね。
p33
少なくとも霧が6月か7月にみられたとしたらそれは天候異変
p34
能力があったって、それを発揮する場所がないんじゃあ、はじまらないよ、君。
p42
文具にこる人だな。
p43
私はお付き合いが広くないものですから、頼れる方もいないのです。
p43
あなたはまったく、依頼人として模範的ですな。いい勘をしていらっしゃる。
p48
ホームズは5時半すぎて帰ってきた。彼ははればれとした顔で元気いっぱい、意欲満々だった。
p69
トカイは儀礼的な席での楽しみとしてよく飲まれることがある。
p71
なにしろ私は内気で、自分で言うのもなんですが、上品な趣味の持ち主ですので、警察官ほど悪趣味なものはないと思っています。粗雑な実利主義は何事によらずごめんです。がさつな大衆とはめったに付き合いません。ごらんのように私はちょっとした洗練された雰囲気に包まれて暮らしておりまして、美術のパトロンだと自認しております。
p92
郵便配達人が2度戸をたたくのは、伝統的なことである。ノッカーの代わりにベルがあれば、ベルを2回鳴らすのである。
p152
もったいぶるのはいやだから教えてしまうが、それはもうすっかり明々白々なんだよ。
p184
ぼくは不思議な体質でね。何もしないでいるとすっかり消耗しちまうんだが、仕事で疲れたという記憶はないね。
p219
ホームズが自分でポート・ワインを3人のグラスに注いだことに注意。これはホームズが本当の食通であったことを示している。というのは、本当の食通というのは、ウェイターにポート・ワインを触らせるぐらいなら、自分の妹をゴリラに握らせる方がましだと考える者なのである。
p260
一生のうちにゃあ、いい時もあったし悪いときもあったが、後悔だけはしねえようになりましたよ[。]
p263
あっし一人がいつもちょいとばかり放浪癖があった。
p408
むしろ、いくつもの可能性を比較して、その中から最も確実なものを選びだそうとしているのです。想像力を科学的に使うのです。
p414
警察へ届けるべきか、牧師さんに相談すべきか、はっきりと決めかねるというところのようですが[。]
p423
頭のいいやつならひげは顔を隠すのにしか使わないだろう。
p424
少年が、[…]有名な探偵の顔をありったけの尊敬を浮かべて見あげた。
p429
おれはこれでもジョークはよくわかるほうだが、こりゃあ悪のりがすぎますよ[。]
p441
靴のくの字もなかったのに[。]
p462
格別珍しいことではない。今日でも、一度くらい囚人脱獄騒ぎを起こさない月はめったにない。
p518
きみの命令を文字通り実行したらどうなるか__僕の人気はガタ落ちさ。
p555
私はこれでもれっきとしたクリスチャンでございます、今の話に嘘いつわりはございません。
p560
土地の者といっても、無学ですからね。
p613
この爺さんのへそ曲がりな正確をとくと観察した結果、こちらが強い興味でも示そうものなら、必ず話をやめてしまうことはわかっていた。
p618
おやおや、もう帰るんじゃないでしょうな! 今日の大勝利を祝って酒瓶を空にするのを手伝って下されや!
p625
あの冷静で、鋭利で、皮肉な声をもつ人間は、この世に一人しかいないはずだ。
p656
まったくね、ワトソン、きみは生まれながらの行動派だよ。きみはいつも本能的に何か思いきったことをしようとする。
p695
恐怖を知りながらなおかつそれを感じながらも、それを抑えるのが勇気であり、そうした者こそ賞讃に値するのである。