妹が東京で結婚式を挙げるため、数日間東京で過ごせることになった(そのため、毎日更新のブログも数日お休みした)。妹の結婚式が午後からということで、午前中に急いで観に行った。そういう日でも映画に行くのが映画館好きとして当然である。

六本木ヒルズにあるTOHOシネマズは、大学院生時代に最も通っていた、思い出の映画館だ。

予告編を観た感じだとバカっぽくてスルーする予定だったけど、上映時間の関係で選択肢がなかったので観てみた。

映画『ダウンサイズ』公式サイト
http://downsize.jp/

想像以上の良作だった。好きな映画!

自分の生き方を見つめ直したくなる。

ダウンサイジングした後のサポートが、きちんとシステム化されているのが面白い。

主人公は小さくなっても今まで通りコールセンターで働いている。小さくなって、豊かになるはずだったのに、大きかった頃と同じような生活をしている。そう、ダウンサイジングは理想の世界かと思いきや、現実世界の縮図にすぎないのだ。下層社会が存在していたり、今の世の中の現実を見せつけられる。

金持ちになるぞと小さくなった主人公が、人のために生活するようになる。いいね〜。

ノルウェー観光映画でもある。

たくさん笑えた。場内でも笑い声が時々聞こえた。

あえて不満点を挙げるとすれば、終わりの3分の1は、やや間延びした感じがしたことかな。

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ちょうど同時間の別のスクリーンでは『ちはやふる -結び-』の舞台上映付きの上映をやっていたようだ。公開初日だしね。行きたかったなあ。

久しぶりに利用したプレミアムボックスシートで快適な鑑賞だった。

評価:4/5

鑑賞日:2018-3-17(土)9:40~12:05
映画館:TOHOシネマズ六本木ヒルズ
スクリーン:スクリーン1
座席:指定席
料金:2800円(オンライン予約、プレミアボックスシート)
字幕版(字幕:種市譲二)