[読書メモ]『緋色の研究』
- シャーロック・ホームズ , 読書
- 2018/01/08 Mon 07:56
p14
ぼくとしては、だれかと共同生活をするんだったら、相手は勉強家で、物静かな人物が望ましい。
p27
何週間か過ぎるうちに、私の彼にたいする関心と、はたしてこの男が人生でなにを目的としているのか、それを知りたいという好奇心とは、徐々に深まり、強くなっていった。
p62
「よく言われることだが、“天才とは無限に努力しうる才能” なんだそうだ」
p69
私もすでに気づいていたが、このホームズ、自分の推理術を賞賛されると、まるで美貌を褒められた小娘よろしく、はにかんでしまうのである。
pp159-160
彼はこれまでの人生のあらゆる局面において、とりかかった仕事は必ず成功させることに慣れてきた。
p230
「あのね、どれだけ仕事をしたかなんてこと、世間じゃたいして問題にはされないのさ。問題はむしろ、どれだけの仕事をしたと、世間に信じさせられるかどうかなんだから」