新年恒例の、前年の読書のまとめを書こうと思う。

本ブログは 2016 年年末から開始したが、ブログ開設時のコンセプトは「年365 冊読書する」であった。2017 年はその実践の最初の年だったんだけど、実際に読めたのは 300 冊だった。読書の記録を始めた 2007 年以降、2番目に冊数が多い年だった(最も多かったのは大学院生時代だ)。

365 冊読めなかった言い訳はいくらでもできる。引っ越しをしたからとか、イギリス旅行に行ったからとか。でも、言い訳なんてしても意味がない。読書は自分の生活をブースト(加速)するために、心からしたいことなので、2017 年は「読書に掛ける1年」にしたつもりだった。しかし、年 365 冊程度さえ読めないなんて納得できていない。2018 年こそは 365 冊以上を達成したい。

ただ、洋書は以前は年1冊読むか読まないかぐらいだったものが、去年は 13 冊も読めたことはよかった。

そして読書会の運営係になったことも大きかった。運営側にまわるなら、当然模範的読書人を目指すべきだと私は思っている。だから、毎月の課題本の関連本(著者の別の著書や、同一分野の本)をできるだけたくさん読むようにした。課題本は複数回読むようにした。実際は自分好みの課題本がチョイスされることはほとんどなかったし、実は理解度も低い本が多かったが、それでも誰よりも読書会の準備をしようと心掛けたつもりである。去年の読書量が多かったのは読書会も重要な動機付けの一つであった。

運営係の任期が終わったので、今年の読書会は気が向いたときだけ参加することにしたい。自分が読みたいと思っている本のリストが大量にあるので、これをどんどん消化していくのもいいかもしれない。

そうそう、年末あたりから、自分が読書会を開く術を得た。今年は毎月読書会を開く予定である。これによってまた、これまでとは別の視点からの読書体験ができることを期待したい。