[読書メモ]『パイプ大全』

p12
パイプは「生涯の友」である。

p39
パイプスモーキングは、ただタバコを喫うだけでなく、パイプという道具自体を楽しむことができるのも大きな特徴である。

p77
「パイプはあるが如くにして無きが如く、無きが如くして、しかも常のそこにあるを以て尊しとするので、この点、いいパイプはいい女房と全く同じである」

p86
むろん、メンテナンスなどしないで使い捨てにするというスモーカーがあっても、それはそれでかまわない。しかし、真のパイプスモーカーは「手入れなんかあまりしない」といいながら無意識のうちにパイプをいつも最良のコンディションにしているものだ。

p102
20 世紀初頭からダンヒルのパイプに刻印が押されていた。この刻印を判別するのもダンヒルパイプの愉しみの一つかもしれない。

p250
長い間パイプを喫っていれば、一人で喫っているだけでは面白くない。

p240
「既存のパイプクラブにはどうも入りにくい」「地理的に都合が悪くて、現在連盟に加盟している 31 のパイプクラブには入れない」__そういう方には思い切って新しいパイプクラブの創設をお勧めしたい。

p265
先輩パイプスモーカー諸氏の英知を次の時代に伝えていくことが、現在残されたパイプスモーカーの役目ではないかと思い、編集作業を始めた。

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