p2
大学入学時点で高校時代の教科書、参考書、ノートのほとんどを破棄してしまっていた(いまになって振り返ると、じつにもったいないことをした。当時の教科書、参考書、ノートに書き込んだ着想メモには作家になってから役に立つものがあったはずだ)。

p2
近現代の知識はビジネスに直結する。

p13
写真は、掲載しなかった。写真はその対象となる時代の状態をほうふつとさせたり、学習に余裕をもたせたりするという効果があるが、紙幅をを多く必要とし、その紙幅に見合うほどの効果は期待できないからである。

p351
小説や漫画はあくまでも娯楽です。それで知識を身につけようと考えるのは間違いです。

p352
入り方を間違えて偏見を持ってしまうと、それを取り除くには余計な労力がかかります。知らないよりも、誤解のほうがやっかいです。

p354
本書で一貫しているのが「世界史の中の日本史」という視座です。これは、国際的なビジネスパーソンにとっても重要な点です。

p357
いい教育というのは、関係をつくっていけることだと思っています。書籍であれば、文章を通じて著者とつながっていけるかどうか。