トビー・マグワイヤ版スパイダーマン3作を観たのでまとめて感想を書いてみよう。5年前にイッキミして以来だから、久しぶりだ。

Spider-Man (2002) – IMDb
http://www.imdb.com/title/tt0145487/

Spider-Man 2 (2004) – IMDb
http://www.imdb.com/title/tt0316654/

Spider-Man 3 (2007) – IMDb
http://www.imdb.com/title/tt0413300/

(1)
3作の中では、1作目が一番よくできているかな。シンプルに面白いんだよ。

1作目はまだアクションの見せ方がいまいち分かりにくい気がする。この頃はまだ CG っぽい感じも強い。

話としてマンガっぽい単純さがあるけど、まあ良しとしよう。

あの有名なキスシーンはやっぱり最高だ。

評価:5/5

(2)
2作目はピーターの遅刻で MJ との関係が悪くなることが描かれている。なぜ世の中遅刻に不寛容な人が多いんだろう。遅刻ってのは往々にして「あり得る」ことなんだから。交通事情とかその他の出来事は不確定要素。コントロール不可能なことにゴチャゴチャ言っても仕方がないと思う。

「愛してないと言っても愛しているのね」みたいなセリフがあった。そう、言葉に意味はない。言語偏重は危険だ。本質を見よう。

評価:4/5

(3)
2作目同様、<言葉の意味のなさ>が隠れテーマだと私は思っている。今回は MJ の方からピーターに別れを切り出したけど、「本当は違う」ことを理解することが大事なんだよね。

3作目がイマイチなのは、プロット上の必然性がない要素が多いこと。特に、何の脈絡もなく黒い物体が空から降ってきた(結局最後まで正体も分からないまま)。プロットのためのプロットという感じがして白けてしまう。

「やられたらやり返す」という構造から抜け出したのが3作目のキモである。第3の道を見出し、思考の抽象度が上がったわけだ。

私がトビー・マグワイヤ版が好きなのはピーターが心が優しい青年に見えること。私は優しそうな人に惹かれてしまう。

評価:4/5